2100年の生活学 by JUN IWASAKI

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2026.6.7

夕方からJayの家で遊ぶ。Stenも来て、Fat Keeで焼飯とポークベリーと、宮保鶏丁をテイクアウトして家で食べた。レーシングゲームをして22時半頃帰宅。
久しぶりにテレビゲームをしたけど、かなり下手になっていて悔しい。昔はコントローラーの色が禿げるほどにゲームをしていたのに、今や持ち方やボタンすらも教えてもらっている始末である。

2026.6.6

今日は終日ユトレヒト。来週から始まるW杯が楽しみで仕方ない。もう2022年から4年経ったのかと思うと時が過ぎる速さに腰が抜けそうになる。2023年末に日本を飛び立った。ANAの直行便でブリュッセルに降り立ったのだが、入国審査のその時に列の前に並んでいたのが後藤啓介選手だった。あの頃はまだJ2ジュビロ磐田で活躍していたので、少々興奮しながら、彼もぼくらと同じ時期に海外移籍をするためにベルギーに飛び立ったのかと感慨深くなっていた。その翌月、彼はベルギーの競合チーム、RSCアンデルレヒトへの移籍を発表した。そして彼はW杯のメンバーに選出された。聖子ちゃんはいまだになんで彼に声をかけなかったのか、と言ってくる。ぼくもそう思うが人生はちょっとしたことの連続であるし、ちょっとしたことが大きな変化を生む。彼の2年とぼくの2年を、その実際的な2年だけで比較するべきではないし他者との比較は価値を持たないと言われ続けているが、それでも彼はこの2年で躍進しW杯メンバーに選ばれたという具体的な結果がある。ぼくは彼を盛大にお家んしたいと思う。

2026.6.5

デン・ハーグ、デルフト、ロッテルダム、ユトレヒトと巡る。移動手段とお金などを気にしなければオランダは簡単に回れるんだなと思った。

2026.6.4

紹介状を持って、自転車でHaga病院へ行く。スキャンのアポイントメントを取っていた。スキャンが終わって便を届けにいくと血液検査はいつですか?と聞かれた。血液検査は6月11日にしかアポイントメントが取れていないというと、今やるかという話になり、3分ほど待って、その場でやってくれた。なんともオランダらしい。予約がなければならないし、予約はかなり先にしか取れない。そんなルールで縛られている社会構造であるにも関わらず、ここに住む人間たちはそのルールを一つの正義としながらも、感情的で野生的だなとつくづく思う。たとえば、自転車の修理も1週間待ってくださいと言われ、待っても何も連絡がなかったりする。しかし、そこに赴くとその場でやってくれる。面倒なことを後回しにしないといえば良い性格を持っていると言えるだろうが、同時にじゃあなぜ1週間先まで待たなければならなかったのかと怒りを覚える。ぼくは、その二重構造にいまだに困惑している。
どこの国でも、なぜ看護婦はずっしりしていて、度胸がありそうなのだろうか。精神的に弱っていそうな人は日本でも他の国でもここオランダでも見たことがない。実のところ、彼ら彼女らのおかげなのか、それとも病院という概念の問題なのか、自分一人で抱えなくても良いという安心感なのか、もう既におそらく病院の予約が取れた頃から強い腹痛なんてものは感じなくなっているのである。若干感じるといえば感じるような気もするのだが、精神的に参ると大体お腹が痛くなるのは、昔から変わらず、死んでしまうんじゃないかとか思っていると、余計にお腹が痛くなる。雪だるま式に精神的腹痛は続く。こういう時にはウディ・アレンを思い出すが、検査するに越したことはない。聖子ちゃんや周りにいる人たちには申し訳ないが、それでも言わずにはいられないほどに痛い時もあるのだ。Schiphol AirportCafe Rembrandtでドリンク。

2026.6.3

 体力の限界からか、精神的に参っているのか、全く力が湧き出てこず、自分でも驚くほどに一日中寝て過ごした。

2026.6.2

 朝、ミーティングをして、午後に先日ホームドクターからの紹介状を持ってエコーを撮りにいく。ホームドクターが紹介状を書かない限りは、次のステップに進めないというオランダの医療システムに窮屈さを感じながらも、そもそもオランダで専門的な病院に来たことがなかったので、不思議な気持ちである。日本であれば消化器とか、とか専門医に自分で予約を取れる。予約の時間通りに名前が呼ばれて、10分程度で終わった。Cafe Constantで一服。ここのところグルテンフリーを続けているが、絶食していたのでお腹が減ったので何か食べようと思ったが、全てのランチメニューがパンだった。その中に唯一オムレツとだけ記載されているものがあったので注文。他のメニューにはブリオッシュなり、カンパーニュなりと書かれていた。オムレツがテーブルに置かれた、オムレツの下にはスライスした一切れのカンパーニュが敷かれていた。

2026.6.1

 また喧嘩。喧嘩の発端は、ぼくが今週末の大事な仕事がある日に病院のアポイントメントを入れしまったからなのであるが、調子の悪い当事者という自分としては、まずは健康第一でありたいし、もう始まっている不調を解決するために急ぐというのは、何も間違っていないと思えてならないのであるが、彼女からすると死ぬような病気じゃないんだから予定の空いている日にアポイントメントを入れたらいいのではないかという話だった。しかし、日本と違って予約が取れるのが10日も先であれば、一番最短で空いているスポットで予約するのが調子の悪い当事者としては当たり前に感じるが、彼女にとってはそうではないらしい。納得いかなくなってイライラしてまたお腹に激痛が走る。