今朝、家で写真を撮った。敬愛するRobert Adamsは、かなり曖昧だがこんなことを言っていた「世界は人や人の写真で溢れている。それでもまだ人を撮る必要があるだろうか。自然が破壊されているのに、これ以上人を撮る必要があるか」といい、人を撮ることを避け、風景を撮影していた。
そんな言葉がぼくの写真を撮り始めた当初に強く心に響いたので、自分が大切にしているものを撮り、ポートレートを撮ることを避けてきた。人は撮らないとは思いつつも、誰かのためになるならきれいに撮ってもいいんじゃないか、と思った。人の写真を撮るときに毎回思うのが、撮られ慣れている人は簡単に撮れるが、撮られ慣れていない人はとても難しい。この事実はぼくが人を撮り慣れていないということをうまく表している。ということで、ポートレートも時々は撮りますので、興味あればご連絡ください。