2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2025.8.10

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2025.8.10

家で昼ごはんを食べて、自転車を15分ほど漕いだところにあるボートハウスへ行く。家に帰り、一眠りしてからトラムに乗ってビーチへ。3人でピッツァを食べて、そのあとは、ビーチチェアの上でフレッシュジンジャーティーを飲みながら毛布にくるまってサンセットを眺める。寒くても外で毛布にくるまって温かいお茶を飲みたくなるのは、人間らしいと思う。A Song from the Lanudry Room #3は、矛盾というものを受け入れるということをテーマにしていたが、まさに今日もそんな情景の中に自分たちを描いた。
Cairo Apartmentからやっと5冊目の新刊を刊行する。三好耕三『A Long Interview with Kozo Miyoshi』のアナウンス。耕三さんの子供のような無垢さを軸に据えた作品集である。オランダにもぼくが知っているような風情のある夏はないし、日本も暑すぎて風情を感じるということさえもできないような夏になっている。夏の写真ばかりではないし、時代も色々なのに、どこか懐かしい夏休みのような雰囲気さえ感じるような、とても風情のある写真集ができたと思う。