2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2025.7.22

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2025.7.22

昼ステラの散歩に行く。
夜、アムステルダムから米山さんが到着。東京からアムステルダムに飛び、ドイツへ行き、再びオランダに来たのだそうだ。多忙な中で時間を縫うように遊びに来てくれる友人がいるのはなんとも幸せなことである。人の遊び方や生活スタイルはさまざまで、できるだけ外にいてさまざまなものを目に焼き付けたいという人もいれば、昼間で寝てうだうだしたような生活らしい旅をしたい人もいる。毎朝コーヒーを外で飲みたい人がいたり、家でコーヒーを飲むのが好きな人もいる。そういうのを見るだけでも来客を家に迎えるのはとても楽しいし、彼ら彼女らの旅の姿を見ていると新しい刺激や忘れかけていたものを思い出させてくれたり、時にぼくの生活を律してくれたりもする。年上から律されるだけではなく、年下からも自分を律するということを最近よく感じる。というのも自分がそれなりに年齢を重ねてきたからなのだろう。
ぼくはここから動かないが、旅人たちはどこからか来てこの場所を経由してまた次の場所へ向かう。渡り鳥たちの止まり木のようにただここにある。渡り鳥の物語だけではない、止まり木から見た渡り鳥の物語もある。