2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.12.24

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2024.12.24

クリスマスイヴ。朝、昨晩送ったメールが早速帰ってきていて、仕事する人は今日の朝までに全てをやり切るのだろうかなどと思いながら、メールなどのやり取り。インド人の写真家アクシャイ・マハジャンに依頼されている翻訳を完成させてHappy Holiday!とメールの文末に入れて送る。11月末にパリに行った時には、それほど何も考えていなかったが、1ヶ月間の間でどんどんとクリスマスを楽しむ気分になってきているのだろう。それであれば、街の各所に出るクリスマスツリー屋さんが立ち並んだ11月末にクリスマスツリーを買って、1ヶ月間きちんと満喫する方が楽しいだろうなと思った。今も気持ちの余裕があるわけではないが、11月末にはそんなことを楽しむ余裕すらなかったのだ。
スキャンをしながら、明日の食材を仕込む。特にハム。毎年どのレシピがいいのかをメモしているわけではないので、直前になってこうしようとああしようと考えている。一年に一度しか作らないので、過去の記憶を頼りに経験を方向性の決断の支えに、調理する。日暮前に、EkoPlazaに買い物へ行く。近所に住むララに道で会って少し立ち話をした。イタリア、サルディーニャ出身の彼女は、クリスマスは帰らずに、今夜はピスタチオのペーストを作ると言っていた。気付いた頃にはあたりは真っ暗になっていた。19時、最後の駆け込みでミルクとクリームを買いに行く。夜は、レモンクリームパスタを食べた。レーモン・クノー『文体練習』を読んでいると寝れなくなり、ベッドに行ったのが、27時ごろだった。ステラと聖子ちゃんのクリスマスプレゼントを用意した。ツリーや暖炉の下がラッピングされたボックスでいっぱいになるのを夢みている自分もいる。