2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.8.26

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2024.8.26

朝、聖子ちゃんが起きてきて第一声で「自分がコントロールできることだけを頑張るわ」といった。どんな夢を見たのだろうか。
朝7時過ぎに起き、ステラの散歩へ行く。昨晩は、早めに布団に入ってYorgos Lanthimos監督『Dog Tooth』を鑑賞。 Michael Haneke監督『Funny Games』のようで、ぼくが好きそうな映画だと聖子ちゃんにおすすめされたが、疲れのせいか途中で寝てしまった。結果的に早め寝ることになったからかいつもより少し早く起床。トーストとフィルターコーヒーを飲んで、溜まっていた作業をして、インタビューの翻訳をして、画像の修正。昼は、聖子ちゃんがトマトのリゾットを作ってくれて食べてからは集中していたのか大した記憶もなく気づけば夜になっていた。20時ごろ辻村さんが家に帰ってきたので話す。お茶を淹れて椅子に座っていると、「椅子に座って何をぼーっとしているんですか?」と言われた。ぼーっとしている認識はなかったので、そんなことを言われるとは思ってもおらず返す言葉に困った。それでよく思い返してみると昔からずっとぼーっとするのが好きなのかもしれない。カフェでぼーっとしたり、家の椅子に座ってぼーっとしたり、それは大学生の頃から全く変わらない一つの趣味だとも言える。ぼーっとできるスポットを探すためによく街を練り歩いていたような気もするし、ぼーっとするために生きているような気もしてくる。ぼーっとしながら思い耽ってみたり、カフェで道ゆく人を見ていたりするのがぼくがとても好きなのだ。そんな時間をみんなが持つことができるわけではないと辻村さんに言われたが、そういうふうに考えると少しくらいはぼくも自分なりの人生のやり過ごし方を持っているような気がした。
みんなが寝静まってからYorgos Lanthimos監督『Dog Tooth』の続きを鑑賞。夜中に一人でイヤホンで鑑賞するには向かないような恐怖に煽られるような映画だった。27時過ぎに就寝。