2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.7.29

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2024.7.29

昼食後、聖子ちゃんとステラとビーチへ。今日は連日の夏日で月曜日だがビーチには人もとても多い。街からは人影が減り、バカンスかビーチに行っているのだろうと思うほどである。まだこの国に来てからそれほど時間が経っていないのでどんな風に人々が動くのかをあまり理解できずにいるが、街の光景を見ているとオランダの人たちのバカンスは長そうで、ぼくがロンドンから帰ってきた7月10日前後にはもう隣人たちはいなくなっていた。きっと2ヶ月くらい休むのだろう。子供がいる家族も同様に、この街からどこかへ行っているようだ。路駐されている車も、普段は歩く邪魔だなと思っている自転車もこの時期は少なくノイズのない風景と雲ひとつない青空と太陽の陽射しに踊るような気分になっている。これがずっと続けばいいのになと思わされるような空気をまとった街の姿である。海へダイブすると心が洗われるようで、服装や持ち物、インテリア、食べ物、全てに影響を与え、さっぱりとした人間になれる、そんな気がする。ニュージーランドに住んでいた頃は、かなりさっぱりとした生活をしていたので撮っていた写真もなかなかいいなと思えるものが多い。
もし、ぼくが一人でデン・ハーグに住んでいたならば、晴れた日にはきっと毎日ビーチに行って過ごしているだろうなとふと思った。まあ今でも毎日のようにビーチに行っているのだけど。