朝から、棚の制作。日本ではあんなに簡単にやっていたのに、なぜかオランダに来てからはかなり億劫になっている。ものつくりというのは、環境がかなり影響するのだろう。道具と場所が揃っていて、手順さえ間違えなければ難しいことでなければ割と簡単にできるはずなのだが、この家に引っ越してからどうも作業が進まない。まだ自分の家だと思えていないということだろうか、いつかここから引っ越すと思っているのだろうか。ぼくが持っているオランダのビザは延長できるし、ぼくの場合は突然銀行で働きたければ働くことだってできるビザを保有しているというのに、それでもどこか心の隅っこでここが自分の場所ではないとまだ思っているのだろうか、そのことが単純に棚を作ることでさえ億劫にさせているのだろうか。
夕食後、ステラの散歩へ。考え事をしていると1時間半以上も街を一緒に徘徊していた。日曜日の夜に、アイスクリームを食べる人たちをのぞいて、お店の営業していない人のいない商店街を歩いていると、ぼくたちはこの街に住み続けるのだろうか、という疑問が溢れてくる。人から「なんでオランダに住んでいるの」と聞かれるとなかなか心の底から大きな声で答えられるだけの良い答えを持ち合わせていない。自分たちの作るものをアップデートしたいという想いを持ってヨーロッパに来たという以外には、答えはないのだ。そして、はっきり言ってぼくたちは母国の経済不況と未来を杞憂し出稼ぎにやってきた移民だとも言える。オランダでなければいけない理由などはどこにもない、しかしオランダでしかビザが取得できなかったという大きな理由は背面に存在する。海に近くて都市から離れた場所で自分たちの制作に集中したいという気持ちもある。ヨーロッパの各都市へのアクセス、飛行機の便などを考えてここにいるというのもある。人は、その土地に一体どんな理由を持ってここに住むことにしたのか、生まれた街でそこに当たり前に住む知人友人を見ていると、羨ましくも思うし、ロンドンへの憧れを抱いてメルボルンに住んでいた素敵なカップルにも出会ったことがある。彼らはぼくの、そして聖子ちゃんにとってもモデルカップルとでもいうべき存在だ。
以前も書いたが、文化的に影響を受けてきたことのない世界に生きていると時に今日のように自分を見失うような感覚さえある。ぼくは、街やその場所にある雰囲気とか空気というものがとても好きで、家にいることができないという性格のせいで住む街について考えすぎているのかもしれない。同じ通りに美味しいベーカリーがあり、毎週水曜日にはビオマーケットが開催され、近くにビーチと森がある。それに自分のやるべきことに集中すること、それが一番だ。今はどんなところへでも簡単に行ける時代なのだから、どんな場所でもいい、自分のやるべきことに集中すること、そして少しの自分の心を満たしてくれるものがある場所が自分の居場所なのだ。自分の街に誇れるものがあるというのは、人間の自信にもつながることは確かなのだが。
夕食後、ステラの散歩へ。考え事をしていると1時間半以上も街を一緒に徘徊していた。日曜日の夜に、アイスクリームを食べる人たちをのぞいて、お店の営業していない人のいない商店街を歩いていると、ぼくたちはこの街に住み続けるのだろうか、という疑問が溢れてくる。人から「なんでオランダに住んでいるの」と聞かれるとなかなか心の底から大きな声で答えられるだけの良い答えを持ち合わせていない。自分たちの作るものをアップデートしたいという想いを持ってヨーロッパに来たという以外には、答えはないのだ。そして、はっきり言ってぼくたちは母国の経済不況と未来を杞憂し出稼ぎにやってきた移民だとも言える。オランダでなければいけない理由などはどこにもない、しかしオランダでしかビザが取得できなかったという大きな理由は背面に存在する。海に近くて都市から離れた場所で自分たちの制作に集中したいという気持ちもある。ヨーロッパの各都市へのアクセス、飛行機の便などを考えてここにいるというのもある。人は、その土地に一体どんな理由を持ってここに住むことにしたのか、生まれた街でそこに当たり前に住む知人友人を見ていると、羨ましくも思うし、ロンドンへの憧れを抱いてメルボルンに住んでいた素敵なカップルにも出会ったことがある。彼らはぼくの、そして聖子ちゃんにとってもモデルカップルとでもいうべき存在だ。
以前も書いたが、文化的に影響を受けてきたことのない世界に生きていると時に今日のように自分を見失うような感覚さえある。ぼくは、街やその場所にある雰囲気とか空気というものがとても好きで、家にいることができないという性格のせいで住む街について考えすぎているのかもしれない。同じ通りに美味しいベーカリーがあり、毎週水曜日にはビオマーケットが開催され、近くにビーチと森がある。それに自分のやるべきことに集中すること、それが一番だ。今はどんなところへでも簡単に行ける時代なのだから、どんな場所でもいい、自分のやるべきことに集中すること、そして少しの自分の心を満たしてくれるものがある場所が自分の居場所なのだ。自分の街に誇れるものがあるというのは、人間の自信にもつながることは確かなのだが。