2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.5.6

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2024.5.6

何かが欲しいと思っていても、買うか悩んでいる間の時間というのは無駄なのだろうか。例えば、ソファが欲しいと思っている場合には買ってしまったほうがいいのだろうか。買おうか悩んでいたり、買うのを先延ばしにしてみたりしている。今欲しいものをその時に手に入れることがきっと物事を前進させることに繋がるのだろうが、今のぼくには心のどこかに引っかかりがあり、それが出来ずにいる。欲しいものはたくさんあるし、それを解決してしまった方が、悩みを頭の中から押し出すことができるので、仕事に集中できるような気もするのだ。なぜ買わないのか、お金の問題か、場所の問題か、それともどうしても欲しいと思っていないのか、空間の余白や、変化の過程を楽しみたいのか。ただ問題を先延ばしにして、現状に目を向け、良いものにしようとしていないのではないか。