2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.4.1

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2024.4.1

今日から4月。イースターホリデーで街中の全てがまだ眠っているようで、普段なら所狭しと駐車されている車も自転車もまばらで、歩いている人のいない街をステラと散歩しているとどこまでも歩いてしまいそうだった。天気の良さも後押しし、結局1時間半くらい散歩をしていた。夕方、自転車で写真を撮りながらサイクリング。最近は、夕方にサイクリングすることにハマっている。ここのところ、デン・ハーグの天気は、快晴から、雨まで1日の中に全ての天気が含まれているような日が続いているが、夕方になると太陽が最後の挨拶をするかのように顔を出す。ぼくは、それに合わせて家を出る。今日も夕方の光を浴びながら、自転車に乗っているとメルボルンに住んでいた頃のように、何もなくても無謀なことに挑むというようだった自分の気概を思い出した。昨日からサマータイムに切り替わったので19時でも夕方のような光を照らしている。気分もいいので、気分一新といきたいところだが、特別何かが起きるわけでもない。4月1日だからとカレンダーが何かを起こすわけではない。常々、カレンダーにある時間ではなく、自分の行動によって時間や空間が広がるという生活を送っているという意識を持つようにしている。自分が考えていることを自分なりにできるということとか、自分とは関係なしにカレンダーがどんどんと進んでいくのではなく、自分の行動によって時間も空間も変わっていくんだという感覚、学校や会社などという他者による管理社会から脱することで生きていることを実感する。自由で創造的自己を作り上げることができるのではないだろうか。