2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.3.29

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2024.3.29

 昨晩、仕上げたプリントをPOST NLに持ち込み送る。合計8枚。若い頃にとても大きな刺激を受けそして憧れている場所で自分の作品が販売されることをとても嬉しく思う。
セントラルのカメラ屋で写真の現像。これを最後にカメラの修理に出す。18時ごろ仕事を切り上げ、ビーチで1日の最後の夕陽を見る。日々、太陽がのぼり、沈んでいる。ここから見ると昇り、沈むのだが、そんなことは太陽は知らない。太陽は太陽なりに動いていて、そこにも命のような営みが存在する。太陽は生きているのだろうか。太陽はなぜ明るいか、燃えているからだ。燃えているということは、そこには常に動きがあるということだろう。ということは生物なのか。
太陽が昇り、沈む。そんな当たり前のことを感じるだけで少し涙が出るような時代を生きている。ぼくたちは、自然の中に生きていることを実感するようなモーメントを失いつつある。山にいき、土の上を歩く。ビーチに行き、水に触れる。太陽を浴びて身体が熱くなる。実感とは何だろう。