2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.2.24

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2024.2.24

 昼まで仕事をし、今日も企画書を書く。毎日何かしらの企画書を書いてみようと思い始め、日記と同じく継続してみようと思っている。毎日企画書を書くことで自分が何を思いついているのか、具体的に想像する癖をつけてみようという試みである。午前中は仕事をして、昼食を食べて、まだやるべきことがあれば朝の続きをするし、もしあとはリサーチするだけということであれば、そこから企画書を書く。しかし、食後というのはあまり頭が働かないので、なかなか思いついていたはずの企画が思い出せないし、大体夜お風呂に入ったり、夜中起きていると覚醒している時に思いつくのだが、その時に書いたメモは大体においてこの午後の時間に冷静になって具体的に考え出すとあまり盛り上がらない。それでも時々良いことを思いつくこともあり、楽しく書いていると、これもあれもできるなという気分になり、心が健やかになっているようにも思う。常にアイデアを考えていることが重要で、それは具体的であればあるほど実行に近づく。
15時から先日お会いしたアヤさんとBowieでカフェをする。次のプロジェクトに向けて、リサーチしているらしく、少し意見と情報共有。音楽には、リズムと型があるというのは制作する際や物事を考える軸になりそうで羨ましく思えたし、ぼくの中には無形なものを作ることへの憧れはいつまで経っても消えない。それは文章も同じで、文章は読者が読む行為を行う中で自分の立体物を立ち上がらせる。その鑑賞者が自身の立体物を立ち上がらせる行為、それは音楽の持つ力ともとても似ているなと個人的には思っていて、ぼくは、無形ではないが平面という写真を通じてでも、見る行為の中で鑑賞者自身の中で立体物が立ち上げられるのではないかということに憧れと希望と好奇心を抱いている。