7時20分に起床し、10分で準備をしてカメラを持って散歩に出る。日の出は、7時48分。アムステルダムの日の出は、8時46分なので、太陽が出るまでに1時間もの時差がある。アムステルダムで7時20分に起きると、まだ街は真っ暗である。毎日晴れが続くようで、やっとぼくたちが求めていた太陽の光を浴び続けることができる。今日は、ぼくたちの結婚記念日。あれからもう2年も経った。時間が過ぎるのはあっという間である。今泊まっているのは、ホテルというか部屋というか、まあホテルというべきだろう。トイレとシャワーは共有なのであるが、洗面台と作業をしたり食事をしたりできるくらいのテーブル、ベッドとソファベッド、テレビ、クローゼットがある充分に広い個室。日本のビジネスホテル以上に質がいい。何より窓から丘の上の教会を眺められるとても眺めのよい部屋なのだ。朝7時半になると、朝食を用意してくれて、不在の間にホテルのようにきちんと掃除もしてくれる。パンとエスプレッソとオレンジジュースという別に大したことない旅先でぼくが好むタイプの朝食がついて、これでもアムステルダムで日割りにするよりも少し安いくらいで滞在できる。こうやってイタリアに滞在すると、どの都市に行ってもイタリア人はきれい好きだなといつも思う。とにかく埃がない。街を散策して、昼は、I Matti Della Polentaでラグーのポレンタを食べる。聖子ちゃんは、ポレンタフリッタータ。一度部屋に戻り、事務作業。部屋も太陽の光をたくさん浴びているからふわっと嫌味なく包むような暖かさで迎えてくれるので、とても眠くなった。レストランのオープンが19時半とか20時というお店も多く、不思議に思っていたが、こんなに気持ちいい昼下がりがあるのであれば、みんなシエスタでもしてるんじゃないか、それならレストランのオープンの時間が遅いのにも納得できる。Galleria Cavourを抜けたところにあるCaffè Zanariniで、エスプレッソ。その後、街を散策して途中、広場で日向ぼっこ。Morandi Museumに。部屋に戻って、一度シャワーを浴びて、All'Osteria Bottegaでディナー。帰りに通りにあったバールでエスプレッソを飲んで部屋に帰る。寝るまで、Luigi Ghirriのリサーチ。
昨日の夜、Osteria BroccaindossoでRadio ItaliaからLucio Battisti「Il mio canto libero」が流れていた。サービスをしてくれていた華奢で色白でずっと驚いたような顔をしているウェイターに「Lucio Battistiだね」と言ったら、「Battisti知ってるのかい?もしかして、君はミュージシャンなの?」とその驚いた顔にさらに驚きを塗ったような顔をしてくれた。Radio ItaliaからVasco Rossiもよく流れてると教えてくれた。それ以来、この町のいろいろなところでVasco Tshirtが売られていることに気付く。DSMのアルドさんにそのことを伝えてたら、「Vasco, He is from Bolognaだからね」とメッセージが来た。
昨日の夜、Osteria BroccaindossoでRadio ItaliaからLucio Battisti「Il mio canto libero」が流れていた。サービスをしてくれていた華奢で色白でずっと驚いたような顔をしているウェイターに「Lucio Battistiだね」と言ったら、「Battisti知ってるのかい?もしかして、君はミュージシャンなの?」とその驚いた顔にさらに驚きを塗ったような顔をしてくれた。Radio ItaliaからVasco Rossiもよく流れてると教えてくれた。それ以来、この町のいろいろなところでVasco Tshirtが売られていることに気付く。DSMのアルドさんにそのことを伝えてたら、「Vasco, He is from Bolognaだからね」とメッセージが来た。