昨日の気疲れか、ゆっくりした朝を過ごす。ステラの散歩に行くが、全く人がいない。ぼくはいつも西洋文化圏でのクリスマスに、日本のお正月のような静謐さを見出している。ポツポツとカフェやスーパーは営業しているようだったが、利用者はほとんどいない。家に帰ってトーストを食べる。クリスマスなので、14時ごろから聖子ちゃんとVondel parkで散歩。朝よりも街には人がおらず、クリスマスならではの静謐さで溢れている。Vondel parkも同様に、人はたくさんいるもののクリスマス的な静謐さがあり、人々は思い思いに家族や自分達の時間を過ごしている。とても幸せな空気に包まれている。ここ最近の天気が嘘かのように青空が広がり天気がいい。それだけで人は幸せになれると思えるほどである。ゴッホがアルルに行った理由は太陽だったように、オランダ人は太陽にコンプレックスを抱えてしまうのではないかと思うくらいに曇り空が多い。家に帰り、ハムを完成させ、3時半くらいからかなり遅めのランチ。ゆっくりと食事をする。今年もハムを作った。Noordermarktで買った名前のわからない大きなキノコ、マッシュポテト、フェンネルのサラダ、 Päölke Köning、Kobunder、ハム。
Päölke Köningはオランダのソフト系のチーズで、とてもフレッシュで、なんとなくゴーとチーズっぽいのだが、カウミルクのチーズなのだという。切ると少しだけとろけるような柔らかさの人気のあるものっぽかった。Kobunderも同じくオランダのチーズで、こちらはハードなもの。ゴートとカウミルクを混ぜて作られたもので、クラストはアップルシロップをキャラメライズしたものが塗りつけられている。ちょっと食べたことのない複雑な味のチーズ。どちらもFromageri Abraham Fefで買ったもの。ここのwebサイトに全てのチーズの紹介がありとても役に立つ。レシートにも、チーズの名前が記載されていて、なんのチーズを買ったのか、どのようなチーズなのかをきちんとフォロアップできるようになっている。働いている人たちも自分の仕事にプライドがありそうな印象だった。日本でいうお茶屋で働く人たちのような感じだろうか。
食後、ノア・バームバック監督『White Noise』を鑑賞。アダム・ドライバー主演。ノア・バームバック作品、特にこの作品を英語で見るのはちょっと難しかった。お腹がいっぱいではあるが、それでも夜に、ハムをスライスして、マッシュポテトと、サラダを食べる。ハムを食べたい分だけスライスしながら食べるのが最高なのである。ホリデー気分で、さらにジェイローチ監督『Meet the Parents』を鑑賞。ベン・スティーラー、ロバート・デニーロ主演。見ていて怖い映画だった。ちょっとネタバレになる可能性もあるが、主役のベン・スティーラーが彼女の家族に会いに行き、色々とトラブルを起こすというのが主な内容なのだが、ベン・スティーラーに対して、同情するという見方以上に、何が怖かったかというと、家族が準備してきたものが壊されたということ、加害者である本人はそこから立ち去ればいいだけかもしれないが、残された被害者や被害者家族にはその傷は一生つきまとう可能性がある。それを解消するには、加害者が誠心誠意関係を継続する中で良い記憶を残し続けるしかないのではないだろうか。
Päölke Köningはオランダのソフト系のチーズで、とてもフレッシュで、なんとなくゴーとチーズっぽいのだが、カウミルクのチーズなのだという。切ると少しだけとろけるような柔らかさの人気のあるものっぽかった。Kobunderも同じくオランダのチーズで、こちらはハードなもの。ゴートとカウミルクを混ぜて作られたもので、クラストはアップルシロップをキャラメライズしたものが塗りつけられている。ちょっと食べたことのない複雑な味のチーズ。どちらもFromageri Abraham Fefで買ったもの。ここのwebサイトに全てのチーズの紹介がありとても役に立つ。レシートにも、チーズの名前が記載されていて、なんのチーズを買ったのか、どのようなチーズなのかをきちんとフォロアップできるようになっている。働いている人たちも自分の仕事にプライドがありそうな印象だった。日本でいうお茶屋で働く人たちのような感じだろうか。
食後、ノア・バームバック監督『White Noise』を鑑賞。アダム・ドライバー主演。ノア・バームバック作品、特にこの作品を英語で見るのはちょっと難しかった。お腹がいっぱいではあるが、それでも夜に、ハムをスライスして、マッシュポテトと、サラダを食べる。ハムを食べたい分だけスライスしながら食べるのが最高なのである。ホリデー気分で、さらにジェイローチ監督『Meet the Parents』を鑑賞。ベン・スティーラー、ロバート・デニーロ主演。見ていて怖い映画だった。ちょっとネタバレになる可能性もあるが、主役のベン・スティーラーが彼女の家族に会いに行き、色々とトラブルを起こすというのが主な内容なのだが、ベン・スティーラーに対して、同情するという見方以上に、何が怖かったかというと、家族が準備してきたものが壊されたということ、加害者である本人はそこから立ち去ればいいだけかもしれないが、残された被害者や被害者家族にはその傷は一生つきまとう可能性がある。それを解消するには、加害者が誠心誠意関係を継続する中で良い記憶を残し続けるしかないのではないだろうか。
聖子ちゃんが焼いてくれたくるみのケーキを食べ、さらにノア・バームバック監督『マイヤーウィッツ家の人々』を映画を観ていると、今日観た2作品の主演であったベン・スティーラーとアダム・ドライバーが並んで登場し笑ってしまう。その前に観た映画の印象がこの映画にも影響してしまう。結局見終わったのが、25時すぎ。シャワーを浴びて就寝。