2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2023.12.12

Translate

2023.12.12

また朝から家の内覧があり、聖子ちゃんと二人でデン・ハーグへ。今日のアパートメントはセントラルとは雰囲気が違っていて、ビーチに近く、到着してみるととても良い雰囲気である。家の雰囲気が全く違う。緑も多く、庭のある住宅地で、お店などでよく見るような日除テントがある。家もとてもよかったのだが、家具付き物件のため悩むことにする。家具付きくらいいいんじゃないかという人もいるだろうが、何かを邪魔しないような家具ではなく、かなり主張が強めの無骨なアメリカン家具で、各部屋のサイズより少しずつ大きい印象があり、なんとなく窮屈な印象を受けた。ストレージがあれば全てそこに入れてしまえばいいんじゃないかとも思ったのだが、ストレージがあるということでもない。内覧後、ビーチまで歩き、公園を抜けビーチを見て興奮する。ニュージーランドのウエストコーストを思い出すような、だだっ広いビーチで、植物の色も、砂の色も空の色も自分の記憶の中にある何かに引っかかったようで、心が晴れやかになる瞬間を感じた。天気は雨である。雨のなかビーチを散歩して、Meza Libanese Traiteurでランチ。大雨が止まず、お店から出れず。雨が少しおさまったので、シティセントラルまで歩こうという話になり、歩く。途中で通りかかった露店でオリボーレンを食べる。初めて食べたが、想像以上に美味しい。酵母で作っているのか、パンのようでもあるし、揚げているのでドーナツのようでもある。揚げたてだったからか、このお店がいいのかはわからないが、とても美味しい。お店の印象も露店のあの派手さはなく、いくつかのトーンの違うベージュとゴールド、白で統一された佇まいで、さらに誠実そうな女性が販売していたので、きっと人気店に違いない。街まで歩き、TOO MUCH辻村さんとAudreyさんの娘さんのリリ世ちゃんがデン・ハーグで勉強中なので、彼女の学校のキャンティーンでお茶をする。セントラルステーションまで見送ってもらいバスでアムステルダムへ帰る。