2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2023.10.9

Translate

2023.10.9

車で北山へ。apartmentで坂田さんとランチをして、気付けば約束の16時になっていた。謝りの連絡を入れて、急いでそこから5分のところに住むHannahMasonの家へ。彼女らは、建築家のカップルで、ニュージーランドから来て京都に3ヶ月住んでいる。HarryやGraceの友人。話が盛り上がり、20時くらいまで話す。気付けば真っ暗になっていた。
15坪くらいの三角形の土地に建てられた木造建築を改装して、一階は、エントランスから床がコンクリートで土足で歩けるようになっていて、吹き抜けがある。半分は、一段高くなっていて床が貼ってある。いわゆる土間のスタイルだが、なぜか未完成の建築という印象を受ける。彼らは土間も靴をはかず、ルームシューズを履いていた。玄関には小さな庭があり、そこの扉は常に空いていて、蚊取り線香が置かれていた。二階は一階の半分のサイズだが、吹き抜けのせいか妙に開放感があり、そこにはシャワーとトイレとベッドルームがあった。シャワーとトイレとベッドルームがセットなのが西洋の住まいの構造だなと思った。
京都の北側の住宅が建ち並ぶエリアから、建物の中に入ると驚くほど異空間を感じるスペースで聖子ちゃんと二人で羨ましくなったのと同時に、「これなんでニュージーランドっぽいんだろうね」などと話していた。それも家賃もものすごく安い。オランダの家、やっぱり家賃が安い方を選んだほうがいいのかもね、と帰りの車で話す。