2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2023.9.27

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2023.9.27

実家の手伝い。いろいろ思うところはあるが、合理的にすることが決して良い結果を生むとは思えないことも多い。その場にある空気を好んできているのがお客さんなので、ぼくが介入することでその場の空気を壊すということをしたくないと思っている。それは、ぼくの視点で改善して良くしたとしても壊すことであり、また悪くすることも壊すことである。悪いものが良くなること、良いものがあまり良いものでなくなること、そのどちらもがお客さんが離れるきっかけとなるのではないかとぼくは思う。土着的なお店がいきなりおしゃれに変化したらぼくは行かなくなるだろう。それは、ぼくがその土着さに愛着を持ってそのお店に通っているからで、そこにある空気や色、香り、瓶の角度とかを明確に意識しないまでも、そこにあるがままの姿に愛着を持っている。物事には変化と刺激が必要だとは思うが、変化と刺激を持ち込む人間にはそれなりの覚悟と責任、自信が必要で、今のぼくには、自信以上に、その覚悟や責任をどれくらい持つことができるのかと思うと、ぼくはここに変化と刺激を持ち込むべき人間ではない気がしている。あまり体調が良くない。背中に何か詰まったような感覚があり、体がジーンと痺れている。朝晩、寒くなったせいだろうか。太極拳をやめてしまったせいだろうか。