2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2022.8.9

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2022.8.9

短いながらも、お盆休みが始まる。
今日は、温泉に行き、田貫湖湖畔でキャンプ。
17時と遅めの時間に到着し、もう火がかげっていく中で、美しい景色を眺めがら、テントを立てる。何年ぶりにテントを立てたのか覚えていないけれど、それでもこんなに簡単にテントを立てることができたのは、昔よくやっていたからなのだろう。少しずつ暗くなる中で雨が降ってくる。そこで、問題が起きる。薪を買ったのだが、そのほかに着火剤も、ましてやライターすら何も持ってきていない。火がつかず焦るが、冷静になり、紙を燃やして、その後枝に火を燃え移らせ、大きな薪へ火をうつすと昔の記憶が突然蘇ってきたので、持っていたオピネルで1時間くらい薪を削って細い枝のようにし、着火剤のように新聞紙を丸め、持ってきていたオリーブオイルを浸し、荷物を入れていた段ボールをちぎり、それにも火を付ける。雨が降ったり病んだりを繰り返す、あたりはもう既に真っ暗である。闇は全てを包み込む。
「焦らず冷静さを持ち、丁寧に確実に、自信を持つこと」
それが揃えば火は確実に着火するのだと今日手探りながら火をつけ、その火を絶やさずに維持できたことで感じた
。連休の初日からこんな思いをするとは思わなかった。なかなかサバイバルな旅が始まりそうである。
しかし、連休ではあるが、ずっと車を運転しないといけないという不安からかなかなか気分が晴れない。