2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2022.7.20

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2022.7.20

TOO MUCH magazine辻村さんと家で夕食。うちのバルコニー家庭菜園で取れたルッコラのペーストと、レンティルとビーツのフムス。ポレンタチップスに、聖子ちゃんが育てている酵母で作ったクラッカー、カポナータとクスクス。自分で育てて、作ったものはやっぱりとても美味しい。辻村さんにも「なんでも作りますね」と言われる。作る喜びをぼくは奪われたくない、そんな気持ちがとても強いので、機械化をあまり歓迎していないのだろう。

もっと広い庭があれば、野菜を育てて、庭で採取して、それをお客様に出す。ぼくの頭のどこかにそんな理想な姿があるのだ。やっぱり自分で食べ物を作れるというのは魅力的だなと思う。辻村さんは、ぼくと実家が近いということもあり、すごく親しくしてくださっているのだが、2018年に東京に拠点を移すまでは、TOO MUCH Magazineの編集長が家に来ることを想像できていただろうか。新興宗教、ご飯か餌か、ケージか檻か、オスメスか男女か、そうめん、虎屋の和菓子、家での食事、実家、会社にいる面白い人、太極拳、についての話。話がつきそうになかったのだが、終電だということで突然帰る。なんだか慣れと大人の判断を感じる。

TAROMANという岡本太郎の回顧展合わせてNHKが制作しているショートビデオがとても面白い。 70年代に、円谷プロと共同で製作したものらしい。