夏日。ついに6月に30度を超える。
昼は、twelvebooks中山さんとダバインディアへ。今日は海老とトマトとココナッツのカレー。いつも飲む食後のチャイはなし。
今日、名前は伏せておくが、よくメールやテキストやSNSなどネット上で話すことが多い人と実際に会って話すことがあった。仲が良いわけではないのだが、よく連絡を取っていて、いつもこの人に対して会うとあまり良い印象を抱けずにいるので、その理由を日比谷線の中でぼーっとしながら考えていた。「オンラインとオフラインの人柄の違いとは?」という疑問、それはぼくの中にずっとあって、自分自身も少なからずオンラインでの印象とオフラインでの印象が違う一人だと思うのだけれど、それは作家として作風と本人の印象とかそういう話でもあるのかもしれないが、「作家vs本人」という関係以上に「オンラインvsオフライン」にはもっとネガティブなものが存在するように感じている。
昔、この日記のどこかで、この日記は時差で書いているので、日を跨いだ翌日に昨日のことを回想しながら書いているということを書いたが、今は6月26日である。で、この日記は一応6月24日の分なので、翌々日の今日、23歳のいわゆるデジタルネイティブと言われているようなZ世代の会社の後輩に「オンラインとオフラインのキャラの違いみたいなのはあるのか?」と聞いてみたところ、「自分の周りにはあまりいないけれど、学校とかそういう場所にはいた」ということだった。
それから、彼女がいうには、そもそもSNSの人柄と実際の人柄というのは、少なからず違うという前提での会話があるので、ぼくが感じるほどに違いに対する違和感がないのかもしれない、と。まだ、ぼくたちの世代だと、フィジカル(オフライン)がある上でオンラインが存在しているという意識があるし、フィジカル(オフライン)の記憶というものが強いので、そことオンラインの違いに違和感を感じてしまうのだろう。
さらに彼女曰く、先輩と話す時と友達と話す時が違うように、デジタルネイティブとしてはSNSでの振る舞いと実際の振る舞いがちがうのだ。それに疲れを感じるのは、ぼくらが先輩に気を遣いながら遊ぶときに疲れるのと同様なのだという。たった数分の会話だったけれど、なんだか細やかな思考の違いと10年の差を強く感じる会話だった。
結局のところ、自分が感じている違和感というのは、自分だけのものであって、他人はその違和感をあまり感じていない可能性は高いし、むしろこうなると、「あの人オンラインとオフラインの人柄が同じすぎるよね」と違和感を持つ世代みたいなのが出てきて、「ジュンさんってオンラインとオフラインのキャラがおんなじ過ぎてあまり良い印象抱けないわ」とか言われる未来は近いかもしれない。
最後に言うと、そもそもオフラインという言葉自体がぼくは好きではない。その言葉は、対義語であるオンラインがあるから成立するような言葉だからである。オンとオフを比べるとオンという言葉の方が優位な気がする。オフって、英語だと「腐る」とかも意味するもんね。
昼は、twelvebooks中山さんとダバインディアへ。今日は海老とトマトとココナッツのカレー。いつも飲む食後のチャイはなし。
今日、名前は伏せておくが、よくメールやテキストやSNSなどネット上で話すことが多い人と実際に会って話すことがあった。仲が良いわけではないのだが、よく連絡を取っていて、いつもこの人に対して会うとあまり良い印象を抱けずにいるので、その理由を日比谷線の中でぼーっとしながら考えていた。「オンラインとオフラインの人柄の違いとは?」という疑問、それはぼくの中にずっとあって、自分自身も少なからずオンラインでの印象とオフラインでの印象が違う一人だと思うのだけれど、それは作家として作風と本人の印象とかそういう話でもあるのかもしれないが、「作家vs本人」という関係以上に「オンラインvsオフライン」にはもっとネガティブなものが存在するように感じている。
昔、この日記のどこかで、この日記は時差で書いているので、日を跨いだ翌日に昨日のことを回想しながら書いているということを書いたが、今は6月26日である。で、この日記は一応6月24日の分なので、翌々日の今日、23歳のいわゆるデジタルネイティブと言われているようなZ世代の会社の後輩に「オンラインとオフラインのキャラの違いみたいなのはあるのか?」と聞いてみたところ、「自分の周りにはあまりいないけれど、学校とかそういう場所にはいた」ということだった。
それから、彼女がいうには、そもそもSNSの人柄と実際の人柄というのは、少なからず違うという前提での会話があるので、ぼくが感じるほどに違いに対する違和感がないのかもしれない、と。まだ、ぼくたちの世代だと、フィジカル(オフライン)がある上でオンラインが存在しているという意識があるし、フィジカル(オフライン)の記憶というものが強いので、そことオンラインの違いに違和感を感じてしまうのだろう。
さらに彼女曰く、先輩と話す時と友達と話す時が違うように、デジタルネイティブとしてはSNSでの振る舞いと実際の振る舞いがちがうのだ。それに疲れを感じるのは、ぼくらが先輩に気を遣いながら遊ぶときに疲れるのと同様なのだという。たった数分の会話だったけれど、なんだか細やかな思考の違いと10年の差を強く感じる会話だった。
結局のところ、自分が感じている違和感というのは、自分だけのものであって、他人はその違和感をあまり感じていない可能性は高いし、むしろこうなると、「あの人オンラインとオフラインの人柄が同じすぎるよね」と違和感を持つ世代みたいなのが出てきて、「ジュンさんってオンラインとオフラインのキャラがおんなじ過ぎてあまり良い印象抱けないわ」とか言われる未来は近いかもしれない。
最後に言うと、そもそもオフラインという言葉自体がぼくは好きではない。その言葉は、対義語であるオンラインがあるから成立するような言葉だからである。オンとオフを比べるとオンという言葉の方が優位な気がする。オフって、英語だと「腐る」とかも意味するもんね。