CL決勝観戦のため、3時に起きるも、開始時刻が遅れ4時36分スタートになる。
小さい頃、夜中によくサッカーを見ていたせいか、もしくは父親とフランスW杯を観戦していた思い出からか、暗いうちにサッカーを観るのがなんだか特別な感覚があり、興奮するのだけれど、キックオフの時点でもう既に外は明るくなっていた。
結果は0-1でReal Madridの勝利。今年のLiverpoolは、ことごとく大きな大会の決勝で得点できない。それは、持つ力の比較ではなく、その力を使う度胸があるか、場慣れしているか、そんなことなのだろうか。今日に限っていうとLiverpool圧倒的有利と見られていた中での敗戦。Real Madridという歴史のあるメガクラブが一日で成り立っていないことが証明されるような形になった。お金でスターを集めているように見られるReal Madridが、そこに本質的に持ち合わせているのは概念としての「勝者Real Madrid」なのである。決してLiverpoolが歴史がないとは言わないが、この勝ち方こそが、Real Madridの常勝たる所以なのである。負けているように見えて結局買ってしまう。シュート20数本を浴び、一方3本しかシュートを打たずに1点をとって勝つ。
小さい頃、夜中によくサッカーを見ていたせいか、もしくは父親とフランスW杯を観戦していた思い出からか、暗いうちにサッカーを観るのがなんだか特別な感覚があり、興奮するのだけれど、キックオフの時点でもう既に外は明るくなっていた。
結果は0-1でReal Madridの勝利。今年のLiverpoolは、ことごとく大きな大会の決勝で得点できない。それは、持つ力の比較ではなく、その力を使う度胸があるか、場慣れしているか、そんなことなのだろうか。今日に限っていうとLiverpool圧倒的有利と見られていた中での敗戦。Real Madridという歴史のあるメガクラブが一日で成り立っていないことが証明されるような形になった。お金でスターを集めているように見られるReal Madridが、そこに本質的に持ち合わせているのは概念としての「勝者Real Madrid」なのである。決してLiverpoolが歴史がないとは言わないが、この勝ち方こそが、Real Madridの常勝たる所以なのである。負けているように見えて結局買ってしまう。シュート20数本を浴び、一方3本しかシュートを打たずに1点をとって勝つ。
現在のイングランドのようにお金の集まるところで自由と新しいものが生まれ、それが世界のスタイルとなっているように見える一方で、その流れとは違う流れにいるディーセントで飄々とした存在の強さ。結局、どれだけ日々大変なトレーニングをしていようが、一歩スタジアムに立てば無になって戦うのである。その場の瞬間の焦りや気の動き、勢いの持って行き方、どれだけうまくてもトレーニングをしていても戦略練習をしていても、その場ではフリースタイルでそこにあるリズムと呼応しなければならないのである。試合が面白かったか面白くなかったかは別として、勝つことでその価値が証明される。その試合の面白みは観戦者の価値観に帰依しているのだから。こんな試合をされるとまた観戦者のサッカー観が深くなりそうだ。
I relaxed and recognized that it’s about the moment-before and the moment-after, as much as it’s about the ‘decisive moment’.
これは、Paul Grahamのインタビューに出てきた言葉。ひとまず記録しておくことにする。