2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2021.11.28

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2021.11.28

ゆっくりと過ごすが、やっぱり寒かったのか夕方から突然体調を崩す。
イライラしてしまい夕食を食べながら聖子ちゃんと衝突。言うことが言えたからか少しスッキリしたようで気が楽になるが、早めにお風呂に入り就寝。ケンカをして、言いたくないことも言ってしまい、ケンカしかたらと現状は何も変わらないよなと思い、何だか気分をどこに向かって放出すればいいか分からず、涙が出そうになるのを堪えながら一人で食べ終わったお皿を眺めていると、ラジオから村上春樹氏が「大変なことも時が経てば大体は懐かしめるようになる」と言っていたのが、何だかぼくに言ってくれた様な気分になる。そうだよなと思い、聖子ちゃんに謝る。大体ぼくしか謝らないのだけれど、まあ問題が解決するのであればそれでいい。
聖子ちゃんはクリスマスカードの入稿をしてくれている。いいものが出来そうで出来上がりが楽しみである。聖子ちゃんがやる気が出た時は、あまり邪魔をしたくない。気分にムラがあるので、そのタイミングになるのを待つのも辛いが、なっているときに邪魔しない様にするのもなかなか骨が折れる。だけれど、それがいいと思っている自分がいるのだから仕方ない。損得勘定ではない。
自分の身体のことは自分でしか変えられないし、今人生がスタックしたように感じるけれど、この人生を変えられるのも自分自身のみなのだ。何か変化を待っているような人生にするべきではない。
そう思って生きているのだけれど、どうにも自分の力だけでは何も変化が作れそうにもないし、このままじゃどうも出来ない。蟻地獄に吸い込まれていっているような感覚があるし、未来があるかどうかなんて正直考えたくもない。そんなくらい自分の現状に絶望というか、生きがいのようなものを見つけられえずにいる。何か誰かに助けを求めているような状態。いや、正直何でもいいからこの蟻地獄を壊してほしい。
自分は何が好きで生きているのか、楽しみは何か、全ての行為が義務と責任だけに塗れて、自分の好きなことなんてこの人生には存在しないような気分である。
気分が上がることがない。自分の中にある火が消えかけているように自分自身でも感じる。