2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2020.6.2

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2020.6.2

気付けばもう6月である。2020年も折り返しにさしかかろうとしている。時間の感覚が麻痺している。今年の3月と4月と5月は奇妙な月だった。いまだに現実世界に生きている実感はない。
おばあちゃんの葬式に参列する。
そして、また家の掃除をする。押し入れからゲームを引っ張り出してきて、少しゲームをする。レコードに針を落とし、部屋の天井に内蔵されているスピーカーから音楽が流れる。なんだか、高校生や大学生の時に戻ったような気分になる。不思議と、一瞬で実家にいた頃の自分に戻れるのだ。
夜中、聖子ちゃんに電話で起こされる。珍しくすごく怒っている。Black tuesdayにイライラしているのだという。結局白人社会にどんな風に異色人種を取り込むかの議論しかしていないのだ。まさにそうである。白人至上主義の上にあることを誰も感じてはないように思えてならない。