2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2020.5.9

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2020.5.9

8時ごろ起床。昨晩も夜更かししていたので、その影響を強く受け、朝はぐっすりと寝てしまう。一度崩れたリズムはなかなか取り戻すことはできない。今日も散歩に出ず。土曜日なので、可燃ゴミを出す。朝は、冷蔵庫に残っていたハラスにお煎餅を砕き入れ、お茶漬けにして食べる。お茶漬けのポイントはただ一つ、お茶の味ではないかと思わされる。今、一保堂の大福茶がまだ残っているので、すごく味と香りのたつ玄米茶を飲む事ができる。一保堂の大福茶とは、新年のお祝いのお茶として、毎年、年の暮れに売り出されるのであるが、一年の邪気を払い新年を祝福するため、元旦に「大福茶(おおぶくちゃ)」を飲む習慣があるのだという。 起源は平安時代にあり、都に疫病が流行した際に、ある僧が病者にお茶を施したところ疫病は治まった。この功徳にあやかり、時の村上天皇は毎年元旦にお茶を服されるようになったという言い伝えがある。 それから年賀行事として広まり、呼び名も天皇が服するお茶「王服茶」がいつしか新年を祝福する縁起の良い「大福茶」となり今日まで伝えられています。僕は、玄米茶と緑茶が混ざったこれを大福茶というのかと思っていたが、実のところそうではなく、一保堂のページによると、大福茶はお茶の種類をあらわすものではなく、お茶屋さんによって詰められるお茶はさまざまなのだという。 一保堂の大福茶は、定番の極上玄米茶よりも上等な茶葉を使用したちょっと贅沢な玄米茶なのだそうだ。玄米茶を毎日飲む習慣がない僕にとっては正月のお茶は5月まで残ることになり、こんな時期でもまだまだ香りがたっているのが素晴らしいと思う。海外で飲む玄米茶と全く違う。8時半からDSM在宅勤務。一時期、このように書いていたのに、書くことをすっかり忘れていた。仕事は在宅勤務である。昨日、仕込み始めたカレー用のビーフをまだ煮込んでいるので、朝から火にかける。トロトロになるまで煮込む。昼は、あまりお腹が減らなかったので、パスする。マイク・リー監督『Meantime』鑑賞。めちゃくちゃいい映画だった。マイク・リー監督が気になり、調べたところ、彼の好きな映画監督は、サタジット・レイと小津だという。日常生活とテーマにし、細部へのこだわりを感じる監督なので、なんだか納得。夕方豆乳バナナジュースを飲む。夜は、ビーフカレーを作る。ミリアムさんのカレーライスを目指したが、そんなに簡単にできるわけもない。なかなか美味しく出来たが、ビーフカレーをうまく作れるようになりたい。野菜をたくさん入れても、煮込んで形がなくなり。美味しいお肉しか残らないようなビーフカレーを作りたい。エリック・ロメール『緑の光線』を鑑賞し、就寝。 今日はゴミ出し以外、家から一歩も出なかった。