2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2020.5.26

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2020.5.26

9時に起きる。全然起きれない理由は、なんだろうか。朝は、低血圧なのか、全く気分がすぐれない。こんなことはあまり経験したことがない。疲れすぎていて、とか、昨晩寝れなくて、とかそういうものでもない。徹夜明けの気分と、今日のこの気分は全く違う。なんと説明すればいいのか正直わからないし、説明する必要はないので、出来れば解決したいと思っている。
昨晩、聖子ちゃんがデザインがシンプルな方がいいというのでシンプルとは、野菜があるだけをシンプルというのか、それにちょうどいい塩とオリーブオイル、ヴィネガーをかけて、その食材本来の味を最大限に活かして料理することなのかとイライラしてしまった。
わかってはいるのだろうけれど、なんだかとにかく「何もない」というのを美化するのは今の気分ではない。朝からトイレの中でもやもやとした気持ちになる。最近トイレの中でよく考え事をしている。というか、トイレの便座に座ると、急に頭が働き出すので、考えざるを得ないのである。
朝は、トーストを食べる。ルイボスミルクティーを淹れる。日記を書き、掃除をする。昼食は、少しだけ残っていたトマトソースを使ってパスタポモドーロを作って食べる。
今、ポートフォリオを作っている。思うように作れないので、どうしたものかと試行錯誤しているのだが、ぼくは、なんだか過去に取り残されたような気分になっている。写真の整理をする。
15時過ぎ、家を出る。家賃の支払いに銀行へ行く。その後、クリーニング屋に行く。ニットを二着と、パンツを1本、マフラーを一枚クリーニングを依頼する。女性の店主が、マフラーを触りながら「すごく気持ちいいわね、これはアルパカとかのようね」と言う。「コムデギャルソンの洋服は気をつけなきゃ」
商店街の洋菓子屋さんでガトーショコラを買い、帰宅。家に帰って手を洗う。左手の指から指間、掌、手首、と順番に洗う。30秒かけて洗うことを推奨されている。顔を洗い、口をゆすぐ。
ルイボスミルクティーを淹れる。スタンリーキューブリック『シャイニング』を鑑賞。何度観ても素晴らしい映画である。ホラー映画はリズムがあるとつくずく感じる。コメディも同様だ。ぼくはリズムが好きなんだと改めて、思う。リズムの良いものが好きだ。
夜は、鶏肉を蒸す。肉の手塚で買うムネ肉は美味しい。しっかりと鳥の味を感じることができる。クスクスと、水菜、キャロットラペ、きゅうりをスライスしたものと合わせて食べる。ジョナサンエイムズ『Bored to death』を2話観て就寝。
「新しい生活様式」というものが政府から発表されたが、違和感しか感じていない。人間のための生活様式ではないように感じている。政治のための経済のための生活様式でしかないように思ってしまうのはぼくだけだろうか。
これについてはまたいつか、もっときちんと書きたいと思う。楽しいものが書けそうな気がしている。