緊急事態宣言が発令され、3日目。家の窓から遠くに眺める首都高の車は少し減ったが、物流業者だろうか、大きなトラックは動いているように見える。これを止めるためには、ぼくたちのオンラインショッピングを止める必要がある。一方で、家にいる人は、こもっていると苦しくなるので、何か作ったり読んだり、食べたりしながら過ごしている。何かと繋がっている感覚は、オンラインで注文したものが物流業者経由でも家に届くことで感じることが出来ている。フィジカルなものが必ず必要なのだ。自分が動くか、回りが動くか。感謝の気持ちを忘れないようにしないといけない。9時から自宅で仕事。オンラインショップ用の画像をPhotoshopで編集している。写真の切り抜きを続ける。なかなかコツがつかめず、細かい部分が気になる。ショートカットキーを覚えることから始める。ショートカットキーはかなり便利なので、自分が仕事ができるような気分にさえなる。そういえば聖子ちゃんは、ウェブ制作のe-learningを始めたのだという。家にいるのにもなれてきたのだろうか。今日はフッターを作ったと言っていたが、こうやって成長していく人を見ていると嬉しくなる。ぼくも、ほとんど使わなかったPhotoshopを使い、写真を切り抜いてオンラインショップで使えるように加工している。成長だ。昼は、買っておいた豚肉とニラを炒めて白いご飯と食らう。こういう食事はあまりしないのだけれど、色々なことに挑戦する時期である。みりんとお醤油、酒で味を整える。なかなか美味しくできた、ご飯が進む。和食は今年のテーマだからこれも成長しているといえる。食後は、ディカフェのエスプレッソとチョコレートを二つ。作業を進める。家で作業することにとても向いている性格でよかった。夕方、カナさんからサプライズでレモンケーキが届く。先日、「食べたいからもし焼く機会があるなら買いに行きたいので連絡ください」と話していたところだったので感動。住所を教えた記憶がないので、驚いたけれど、こんな風に欲しかったものが届くのであれば住所なんて誰に知られていてもいい。早速、ルイボスミルクティを淹れ、ふた切れ食べる。やっぱりうまい。明日は実家から洋梨のタルトがホールで届くのでそれも楽しみである。家で2種類のケーキが食べられるなんて贅沢である。18時に仕事を終える。今日は電話の多い日だった。みんな声を出したいのだろう。マーティン・スコセッシ『カジノ』を鑑賞。夜は、またpiciを作ってみる。昨日よりかなり上手になっている。やっぱり寝かす時間が少し足りなかったのか、あとは伸ばすときに力を入れすぎているのかもしれない。あとは、粉の問題だと思う。これがうまく出来るようになればもうパスタを買う必要がなくなる。こちらも成長している。この一ヶ月間を色々なことを学べるいい機会だと思うしかないのだ。今一つ始めたプロジェクトとしては、一ヶ月間で、ぼくはどのような言葉を紡げるかというもので、映画や小説やなんでもいいのだけれど、そこで登場する一言で自分の今の感覚に引っかかるものを記録するというもの。これまでも、思慮深く生きるための言葉を紡いできたつもりであるが、この一ヶ月は期間を絞り、集中的に毎日記録したいと思っている。ただ、こうやって作品制作をしようとすると、ぼくは社会で何か事件が起きることを楽しみにしているのではないかと思ってしまう。ぼくの大嫌いな芸能記者のようである。この作品制作方法は、社会的や政治的な意味を含むのであるが、それがなければ完結しないということは、それが起きることを、無意識ながらに待っているということなのか。そんなわけはないと思うが、なぜか少しモヤモヤする。デイビッド・リンチ『大きな魚をつかまえよう』を読みながら24時前に就寝。