2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2020.4.30

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2020.4.30

朝は、散歩がてら桜新町のドイツパンのパン屋にパンを買いに行く。名前が覚えられない、ベッカライ〜というお店なのだが。なんせぼくはドイツ語に全く興味がないので、覚えられようがない、一単語も知らないほどではないだろうか。ベルリンに行っても、おはようもありがとうも言えない。悲しいことである。自転車で行くとすごく近いのに、歩くと20分ほどかかる。もう少し近かったらもう少しは来たくなるお店なのになといつも思う。列ができており、2m距離を保っていた。やっと日本もそんな風になってきたなと思う。堂々と行動すること、ぼくにはそれが欠けていると前に並んでいる男性を見ながら思った。堂々としているとそれが正しいことのように感じてくるのが人間だ。何か意識的に行動するときは特に堂々とするべきである。 アーモンドクロワッサン(すごく甘い)を買おうと思ったのだけれど、売り切れていた。サワドーっぽいライブレッドと、スクエアのライブレッド2ローフを購入。ここのマリボーチーズが好きなので、いつも買おうとするタイミングで売っていないのだ。今日はめちゃくちゃ天気が良いので、嬉しくなる。フーディを着ていたが、暑く、少し汗をかくほどである。 昨日から突然インターネットが使えなくなった。ポケットwifiの画面を見た所、バツマークが出ているので、きっと通信できていなんだと思い、コールセンターに電話しようとするもCOVID-19の影響で、コールセンター休業中の為、繋がらず。問い合わせメールも送る先がないので、新規登録フォームから問い合わせをする。問い合わせを避けるような仕事っぷりはどうなのだろうか、アフターケアが出来ないチームというのはやはり素敵ではないと思う。その後、いかがでしょうか?などと連絡取れる関係でありたい。きっとインターネットが繋がらなくなったのは、ぼくが解約申請をしたからで、しかし、解約日は翌月の末だと書いてあったので、4月中に解約申請をしたのである。不思議でならない。新しいwifiの契約をしたので今使っているwifiが来月から不要になるという理由なのだが、新しいwifiの工事は5月11日なのである。それまでは必ずwifiがインターネットが必要だ。リモートで仕事をしているのだから。特にこんな状況なのだから。そんな中で今日の出来事はかなり痛い。どのように対応すればいいのか正直自分でもわからないのでとてもイライラしている。イライラしているぼくに火に油を注ぐように、新しく契約したwifiの会社から連絡があり、「5月11日の工事が出来ない可能性があることをご了承いただけますか?」と。意味がわからないので、よく話を聞くと、ぼくが今住んでいるアパートメントの工事可能時間が10時から18時なのだという。今ぼくが工事の予約をしているのは9-12時なので、工事会社がぼくの工事を9時に当てている可能性があるので、工事が出来ないかもしれませんということだ。ただ、「単純に工事の予定を10時からにしてくれませんか、そうでないと工事が出来ないというシンプルな問題です。」というと、「それは会社が違うのでなんとも言えない」ということだった。何か方法はありますか?と伺うと、「日程変更していただくしかございません、今ですと最短で28日でございます。」と淡々とした口調で女性は話す。ぼくはインターネットの申し込みを4月半ばにして、やっと連絡が来た工事の予定が5月11日。それがまた5月28日になるというのだ。おかしすぎると思う。いくらCOVID-19で在宅勤務するように規制がかかっているとは言え、連絡が来るまでにまず第一に最初の連絡が来るまでに1週間も時間がかかっているのである。それで連絡が来て、それから1週間経って、実は工事が出来ない可能性があるという連絡だ。とてもおかしい、なぜその次の日に連絡できなかったのだろうか。不思議でならない。それから、ぼくは「それだけ予定が詰まっているのであれば、もう時間も決まっていると思うので、今工事会社に電話しますので電話番号を教えてくれ」と尋ねる。「工事を行うのは違う会社で、また会社の振り分けはNTT光が行うので、こちらからは連絡先を伝えることは出来ないのだ」という。とりあえず、最短で行うには5月11日に工事が出来ることを信じるしかないのだという。それで、工事ができるか出来ないかは前日に連絡が来るのだという。前日まで時間のスケジューリングをしない理由はどこにあるのだろうか。本当に彼女は人間なのかと不信になり、「これは心の底から言っていますか?」「人間としての本心として言っていますか?」と問う。それでも全く話が進まないので、「そのまま5月11日でお願いします、出来るだけ10時以降に来るようにオーガナイズしてください。」と伝えて電話を終える。コールセンターは人間ではないような話し方をし、交渉は出来ず、どれだけ冷静に同時に感情的に話しても決して同じ答えしかできない。ここまでが自分の仕事で、これ以上は自分の仕事じゃない、他の人の、他の会社の仕事だという。いつから日本はこんなに息苦しいシステムになったのだろうか。 当たり前のように言われたことに対しいて「はい」と言って生きて行けば簡単に生きていけるのだろうか。コールセンターの人間もそうであるが、本人たちはまだまだ人間であるのにも関わらず、彼らが会社員となった瞬間から彼らは人ではなく機械と化す。どれだけ彼の心に届け、彼の理解を得ようともその会社のルールに反しいていれば全く出来ないのである。それだけやっておけば仕事になるのだ。COVID-19の影響で色々な脆さが浮き彫りになっている。コールセンターは閉鎖し、緊急での問い合わせメールは全く帰ってこない。一つの問題で全てが崩れる脆いシステムになっていないだろうか。弱者だけが常に被害を受ける社会である。そこにいる警備にだって同じことが言える。彼らは任務を全うしているのだ、感情で訴えてもそれを許すことは出来ない。どうしても家がそこにあるからここを通っていくのが早いのに、それを許すことをしない。ルールなのだ。しかし、その洋服を脱いだ時点から彼らは人らしく変化するのである。デモで、警備がおり、彼らにどれだけ罵声を浴びせ、暴力をしようとしたところで、無駄なのである。警備は警備としての責任と任務を全うするのである。民衆の言葉に心を痛めながら、彼らの任務を全うするのである。そこでは誰も悪いことをしてないのだ。今、インターネットが使えなくなり、それだけで仕事が出来なくなっている自分と、そんな些細なことで苛立つ自分への嫌悪感で体が潰れてしまいそうである。ハサミが折れ、小さな冷蔵庫の中では大切に残しておいたアーモンドミルクが漏れ出している。少し気分を変えるために掃除と模様替え。今日は買い出しの日なので、買い出しに行く。駅前にある肉の手塚で牛スネを買おうとするも現金が50円足りず帰宅。なんだかついてない1日である。COVID-19に感染していないだけまだいいと思うしかない。再度、お金とたまごのパックをもち、買い出しへ。肉の手塚で牛スネとミンチを買う。和牛のミンチはいい値段するよな。本当は合挽きが美味しいのだけれど。その足でむすびガーデンへ行く。卵が完売していた。9000円くらい食材を購入。また1週間から10日間分くらいの買い物をする。夜は、ビーフカレーを作る。なかなか上手に出来たように思う。ただ、やっぱりぼくの憧れはミリアムのようなビーフカレーを作ることである。あれが作れるようになればそれ以上の幸せがあるだろうか。そう思うほど魅力的なカレーである。明日は、聖子ちゃんの誕生日なので、花を買おうと思っている。自分用なのだが。そう言えば、聖子ちゃんの誕生日用に買ったMARNIのシューズが朝届いた。サイズは合うだろうか。