20時に仕事が終わり、佐々木がぼくの家に来る。キノコのリゾットを食らう。
ついにイームズの椅子を持って行く。
ぼくにとっては愛着のあるものだったので少し寂しさも感じるが、ぼく以上に必要としている人がいるところにいるというのはモノにとって重要である。
それに7月からずっとそのまま放置されているような扱いを受けていた。途中、プチプチで包まれ、保護されていたとはいえ、椅子としての機能を果たしたいという気持ちは強かったはずである。
いい出会いで、いい別れだった。そしてぼくはまだ居場所を知っている。
12時半ごろ帰路へ。