2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2019.10.23

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2019.10.23

8時40分にアトリエに行く。今日からコムデギャルソンのレディースの展示会が始まる。男性スタッフは自由参加と言われているのであるが、男だからレディースをみないという時点で既にフィルターがかかっている。それこそ自分の服を選んでいるだけなのではないかと思わされてならない。
自分の仕事は自分で作るのだから、全てが自由参加であるべきである。その中で自分で自分の形を作る。人生も社会もそうだ。全ては自由なんだ、会社で働いてもいいし、お金をたくさん稼いでもいいし、稼がなくてもいい。
その中にあるルールはなんだろうか、倫理道徳だろうか、他者への思いだろうか、法律だろうか。
週5日働かないといけない法律やルールなど存在しない。そういうことを忘れていないだろうか。
ほんとうに週5日働いてお給料が30万なのだろうか。
自分の人生くらい自分で責任とらないといけないよ、と思う。全ての選択に意思を持ち、言葉にできなくともなにか意思があり、いや、それが無意識でも意識的でもどちらでもいいのだか、意思が宿る状態にし、行動することで世の中のあらゆる煩わしさから解放されるのではないだろうか。
人々のその行動や決断の基盤となるものは、なんだろうか。ぼくは芸術経験だと思っている。優しくいたい。

今、仕事内容がかわり、アートブックの担当をしている。人が不在の時には店頭に立ち、残りの時間は情報作成、雑務をしている。
自分で自分の仕事の方法をコントロールできるのはすごくいい事。だけれど、自分は正直者なので、ゆっくりするのがあまり得意ではない。
この性格が今の仕事の方法にすごく合っているように思えてならない。
自分でメリハリをつけて仕事をする。まだ、仕事量が見えてこないので、きっちりとスケジュールを組んで、進めている段階である。