2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2019.8.31

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2019.8.31

8時ごろ起床し、コーヒーを淹れる。昨晩買ったヨーグルトがあったので、グラノーラとヨーグルトを食らう。
渡邉さんから連絡があり、お昼を桉田餃子でたべることに。
10時半ごろ家を出て、青山ファーマーズマーケットへ。サラダをたっぷり買う。ファーマーズマーケットで毎回見かける人がいる、NaturaliaとSeptimeのトートバックを買い物用に使っていて、40代くらいのさっぱりとした女性。毎度見るたびにたっぷりと食材を買っているので、お店の人かなと思うが、それにしては量が少ないので、そういう訳でもなさそうである。一度長尾智子さんと一緒に買い物しているのを見かけたので、もしかすると料理の研究をしているのか、と思ったり。毎週、熱心に来ている様子なので気になる。
buikに寄り、ショートブレッドを買う。カナさんからNYのお土産を頂く。土曜日のランチ時に言ってしまい、きっと忙しいのに、、嬉しすぎる。
コムデギャルソン青山店の前を通ると大行列で、みんな大きな箱を持っていたので不思議に思う。大変な盛り上がりだ。今、会社を休んでいるので情報が止まっていて、なにも知らない。後から渡邉さんに聞いたところによると、GUCCIとのコラボレーションバックだったという。一つ6万円程らしいが、、GUCCIで6万円なら安いのか。少し離れてみると前まですごく盛り上がっていると思ってたものが、社会全体で見ると、じつはそれほど盛り上がっていないことに気付く。すごいことが起きすぎていて、麻痺している。「世紀最大の〜」みたいなことが毎月のように起きているような感覚。
渡邉さんを待っている間に、Antico cafeでエスプレッソ。今朝、日記が書けなかったので、エスプレッソをすすりながら、アプリを使って日記を書いていると、中肉男性がぶつかってきた。すいませんもなく、イヤホンもとらず、サングラスもとらず。(前日の日記を参照)

夜は、渡邉ユイさんが家に来てディナー。マーケットで買った野菜をモリモリ食べる。コリンキーがすごく美味しい。
ロンドンの話を聞く。それからいろいろお土産を貰う。クロテッドクリームも。
ユイさんとは、この夏にすごく仲良くなったので、夏も終わるねなどと話していると少し寂しさを感じた。
ぼく自身、6月末の出張くらいから夏を感じていて、今日が8月の最終日。体調を何度も壊し、沢山人を家に招き、友人や同僚と遊び、ライブも演劇も、映画もいろいろ観た。プロ野球もみたし、高校野球も。国内旅行にも行った。海も。
聖子ちゃんのいない夏が初めてだったからなのか、一人暮らしの東京がそうさせたのか、30歳という年齢なのか、いろいろと考えることが多くあった。人々の優しさと、逆に寂しさも感じ、この夏は忘れられそうにない。ミカエルアース監督『ce sentiment de l'ete』は間違いなくこの夏のハイライト。音楽は、Tahiti boysを含むce sentiment de l'eteのサントラ、Steve Hiett、Joe Tossini、Elmerらへんがぼくの気分にハマりすぎた夏。心を抉られるような感覚を感じ、音楽に憂鬱にさせられた。少し恐怖さえ感じるほどに。
これくらいエモーショナルかセンチメンタルな夏をシェア出来た、友人知人には本当に感謝したい。何かお返しをしたいと思う。