2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2019.8.30

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2019.8.30

今日、朝から書いていた日記が全て消えた。移動が多いので、移動時間でもサクサクとかけるようにアプリをダウンロードした。なので、今日はアプリを使って、時間をみつけてはiphoneで書いていたのだけれど、二子玉川のAntico cafeでカウンター前の背の高いテーブルでエスプレッソを飲んでいると、中肉男性が無理やりテーブルの横を通り抜けた。どう考えても狭いし、ゆっくり通るべきである。ましてや、ものが多いのであれば反対側の通路を通るべきだった。(ぼくはそう思う。)
ぼくが記憶を頼りに昨日の出来事と感情を必死でiphoneの画面キーボードで文字を打っていると彼の身体がぼくにあたった。そして、さらにバックパックがiphoneにあたり、指がclearのボタンを押してしまった。約2000字の全ての文章はその1秒にも満たない瞬間によって消え去った。もう取り返しがつかない。ゴミ箱に入れたのであれば修復は可能だけれど、clearはもう全てをclearにしてしまう。そこに残ったのは非情なまでの白紙のページと、点滅する約1cmの青い縦線のみである。青い縦線は無情にも点滅を続ける。
そして、彼は列にすら並ばず、コーヒーを買わずに去っていった。なぜ?
ぼくの今日の30分の労力はどこへ。同じ文章はもう二度とかけないのだから、このイライラをどこかへぶつけたいが、その男性におい!って言っても文章は帰ってこないし、それがそもそも誰のためにもならないことは自分でもわかる。そして、この事実を知っているのは少なくとも今の時点だとぼく一人である。

以下、簡略版。
7時過ぎに起床し、11時からSTUDY長畑さんが家に来て、一緒に昼食を食らう。オーボンビュータンのパテとキャロットラペのサンドウィッチ。
コーヒーを飲んで14時頃まで話す。自分の意思をはっきりとして闘うことが優しさだなどと教わる。リアルクローズについて話す。2003年のi-Dを持って来てくれた。
その後、恵比寿に行き、Antiques Tamiserへ。渡邉さんの家で使った琺瑯が気になったので、即決。小さいものを2枚購入。
夜は、カレンさんが写真集を買ってくれたので渡すついでに近所のアジアン料理屋へ。
そんな一日。2000字がこれだけ短くなるのだから、iphoneで日記を書くことは警戒しなきゃいけない。