2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2012.4.2

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2012.4.2

朝からとても胸がソワソワする。これが春。いますぐ大好きな人たちに会いたい。会って抱きしめたい。
日本の気候にはこういう感情を感じさせてくれる力もある。それは、ふきのとうや菜の花などの春野菜からも感じ取れるものである。ぐわっと引き上げるような力がある。季節があることは素晴らしい。

最近、柳田国男の偉大さに感銘を受けて影響受けまくっているわけだが、ぼくがここ数日、「柳田国男が乗り移ったよう」と言っているのは、あらゆる現象の中で「何が新しく生まれた美しさで、何が失われた大切さか」と常に問いかけるようになったことである。
柳田は、どんなことでもこのことをみなが真剣に考えていなければ日本の未来の幸福は壊れると言い続けた。そして、記録の共通性に対しても問うていた。世の中において記録に残らないものは80%も存在している。記録されるものは自然と共通性が出てくる。記録されないことを見ていると、百姓や老人の影の人の働きがわかるというのだ。その中でも柳田は、「多くの人間が無意識に覚えていることの尊さ」と「書物以外で伝えられることの尊さ」を強く訴えた。
この柳田が生涯の活動は後世のぼくらも継承しなければならない。
こんな事を考えていると世の中に悪いものは存在しないのではないかとさえ思えてくる。



《酵素Labo》
冬期の為、実験中止。再開をしばしお待ちください。