2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2026.7.3

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2026.7.3

朝早くに海のある田舎町に到着。パリから帰って、一日中疲弊していた。2年前にこの海のある田舎町に引っ越して以来、この夏は最も季節の移ろいを感じ、見たことがないほど嘘みたいな晴れが続いている。暑いといいながらも、それがとても心地よいし、家にある5つの窓を全て開けっぱなしでいられることの喜びを感じている。やはり扉が開かれているというのはいい。扉が開かれた作品を作りたいし、そんなメンタリティーで生きていたい。暑い暑いとみんな文句を言っているし、暑いことを想定されずに何百年前に作られた土地に住む人々は、文句ではなく忍耐を覚えなければいけない。暑いならどうするか、人間が主体すぎる社会においては文句が増えるのではないかと思えてならない。冬にあれだけ分厚い雲間から漏れるような弱々しい太陽を求めてブランケットとダウンを着て太陽を浴びようとするのだから、実際には天気がいいのだから誰も文句は言えない。シモーネ・ヴェイユ『An Anthology』を読み進める。