2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2026.6.11

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2026.6.11

 農産物輸出大国であるオランダ。アメリカに次いで2位の大国である。内訳を見るとトマトの生産量が多いそうだ。しかし、実際はどうだろうか。エコプラザに行っても、だいたいトマトはイタリア産である。
なぜトマトの生産量が多く、農作物の輸出量が多いのに、近くで地元のトマトが買えないのか。
経済のためには輸出をして、少し輸入するということが理にかなっているというのだろうか、そしてそれだけエコロジカルであるべきだと謳うのに、地産地消を目指さない。経済がエコロジカルであることを上回っている。
この国においては、例えば、美味しいトマトがあることではなく、そこにトマトが充分な量あることが重要であり、クオリティの話は二の次になっているのではないだろうか。社会が動き続けることが大切で、人に充分に与えられているということが重要であるように思う。ぼくの考え方とは全く逆である。ぼくは、確実に、美味しくなければ存在する価値がないと思っているので、全く理解できない。もし美味しいトマトがなければ、他の美味しいものを食べればいいんじゃないかと思う。別にマルゲリータがなくても、人生はぼくたちに遠慮なく進んでいくのだから。そして、いつだって人間はマルゲリータだけではなく新しい食べ物を知恵を使って発明してきたのだから。