2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2026.5.31

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2026.5.31

 親密さは道具となり得るのか。とだけノートに書き記していたが、何を思ってそう書いたのかが全く思い出せない。筆跡や、書いた場所、時間などを思い返してみても、そこから連想させることがない。時々、友人と話していて、ある瞬間から一つ一つ会話を戻っていくということを試すのだが、それは時間を巻き戻すような行為をしているようでとても楽しいし、googleやiPhoneで出来ることではないし、自分たちの会話の流れや思考の巡りを旅するようでとても楽しい。何より、どの会話からどの会話へジャンプしたのかというその間にあるキーワードのような、トリガーのようなものを探す行為は人の世界の眼差しとか視点を教えてくれるような気がする。Noah Baumbach『While We're Young』の作中でAdam Driverがgoogle で調べずにみんなで考えよう、というシーンが好きで仕方ないのだが、それを頻繁に思い出す。ぼくは、頭を使うという現代においてはぼーっとしているとも言われかねないような時間を無駄にしているような行為を大切にしていたい。