天気が良い。青空が広がり、街の至る所に影を描いている。オランダに引っ越してくるまで風景に影なんてものは当たり前に存在すると思っていたが、オランダに来てから風景に影があることを時々不思議に思うことがある。影が当たり前に風景に存在するのは、そこに太陽(光)や個体があるからで、そこに太陽(光)があっても個体がなければ影は存在しないし、太陽(光)がなくて個体があるだけでも影は存在しない。影というのは、複合的にか存在し得ないということである。当たり前ではあるが、そんな当たり前のことさえをも忘れるのが人間である。当たり前にあるものへの気付き。そんなことを考えながらベンチに座って影が描かれた風景を眺めていたが、天気の割に風が強すぎたので、20分で切り上げた。これが海のある田舎町の実態である。能天気なまでの青空のせいでか色々と考えることがありすぎて、悲観的になり、心身のエネルギーがなくなり21時ごろ就寝。