朝6時半に起床し、カメラを持って街を歩く。8時過ぎにホテルに戻り、朝食。シスターが朝食を用意してくれていた。
Laguna B。その後、Piazza San MarcoにあるNegozio Olivettiへ。行列が出来ていて、不思議に思ったが、無料開館日だった。列の前は40代半ばのカップルが並んでいた。男性はのんびりした雰囲気だったが、女性は細かそうな服装をしていて、背中からもその性格が伝わってくるようだった。ちらっとiPhoneを覗き込むと、Google Mapが開かれていた。そこには、A 地点からG地点までびっちりとその日訪れる場所が経由地として記されていた。経由地を追加できるのは知っていたが、A地点からG地点まで一気に入力している人を初めてみたので、驚いた。その使い方が便利なのかはわからなかった。今はC地点だったようで、よく聞こえなかったが「D地点に行くには10分かかる、ここで待つ時間はない」というようなことを話していた。数分悩んでから、二人は列を外れD地点に向かった。その1分後、突然列は一気に動き出し、ぼくは館内に入った。そして、Carlo Scarpa建築空間を楽しんだ。コンパクトなショウルームなので、15分くらいで充分だった。Google Mapに縛られた旅をする二人を憂いた。
Laguna B。その後、Piazza San MarcoにあるNegozio Olivettiへ。行列が出来ていて、不思議に思ったが、無料開館日だった。列の前は40代半ばのカップルが並んでいた。男性はのんびりした雰囲気だったが、女性は細かそうな服装をしていて、背中からもその性格が伝わってくるようだった。ちらっとiPhoneを覗き込むと、Google Mapが開かれていた。そこには、A 地点からG地点までびっちりとその日訪れる場所が経由地として記されていた。経由地を追加できるのは知っていたが、A地点からG地点まで一気に入力している人を初めてみたので、驚いた。その使い方が便利なのかはわからなかった。今はC地点だったようで、よく聞こえなかったが「D地点に行くには10分かかる、ここで待つ時間はない」というようなことを話していた。数分悩んでから、二人は列を外れD地点に向かった。その1分後、突然列は一気に動き出し、ぼくは館内に入った。そして、Carlo Scarpa建築空間を楽しんだ。コンパクトなショウルームなので、15分くらいで充分だった。Google Mapに縛られた旅をする二人を憂いた。
10年前に聖子ちゃんとベネツィアに来たのだが、その時は途中から別行動だった。ピアッツァに面したピッツァショップでピッツァをテイクアウトし、ピアッツァのベンチで食べたのだが、その時ぼくがオリーブオイルを彼女のBurberryのコートにこぼしてしまった。今では正直詳細は全く覚えていないのだが、その時ぼくは謝らず大喧嘩になった。彼女はその場を立ち去り、一人で街を散策した。あの頃ぼくたちはパリに住んでいて、ぼくはiPhoneとは別にガラケーを持っていた。簡単にSIMフリーにするような時代ではなかったような気がする。だから地図は全て彼女任せだったし、wifiがなかったらぼくのiPhoneは何でもなかった。首からはKyocera Slim Tをぶら下げていた。そんな街で地図もないので仕方なくふらふらしていた。特にぼくは街に行っても歩いてお茶する以外にやりたいことがない、それは今でも大きく変わらない。どのくらい経ってからだっただろうか。おそらく2時間ほどしてからだった気がするが、そんな風にのんびりした気持ちで歩いていると、迷路のような街の中で偶然彼女を見つけた。嬉しいことに彼女はこちらに全く気づいていないようだったので、ぼくは尾行することにした。首にはちょうどKyocera Slim Tがぶら下がっていた。突然カチンコが鳴らされ、探偵のような気持ちになり、映画俳優がいかにもな姿で私立探偵を演じるようにぼくもあの街でカメラを片手に私立探偵を演じた。時にウィンドウショッピングをし、時に壁を興味深そうに眺めたり触ってみたり、時に全く知らないカフェに入った。その時の写真はまだ発表したことはない。
今回10年前にそんなこともあったので、同じピッツァショップを探してみたが、見当たらなかった。Pizza2000という名前だったというのだが、そのピアッツァにはなかった。違うピッツァショップがピアッツァにはあった。違う場所に位置したPizza2000でマルゲリータを買って、10年前と違う広場でピッツァを食べた。何かあの時に忘れ去ってきたものを拾いに来たようなつもりだったが、拾ったものはあの時に忘れてきたものではなかったような気がする。ピッツァの箱に描かれていた男性も箱から立ち去り、代わりにレモンの木があった。
今回10年前にそんなこともあったので、同じピッツァショップを探してみたが、見当たらなかった。Pizza2000という名前だったというのだが、そのピアッツァにはなかった。違うピッツァショップがピアッツァにはあった。違う場所に位置したPizza2000でマルゲリータを買って、10年前と違う広場でピッツァを食べた。何かあの時に忘れ去ってきたものを拾いに来たようなつもりだったが、拾ったものはあの時に忘れてきたものではなかったような気がする。ピッツァの箱に描かれていた男性も箱から立ち去り、代わりにレモンの木があった。
かなり疲れたので、ホテルに戻り、夕方15分瞑想。シャワーを浴びて再び街へ繰り出した。Bea Vitaでドリンク。夜、ホテルに帰ってiphoneの歩数計を見たら33,000歩を超えていた。