紙や本を扱うことを喜びとしているせいか電子書籍koboを毛嫌いしていた聖子ちゃんが突然浅田彰『構造と力』を読んだことがないので読みたいといいkoboで買った。今日からkoboはぼくのものではなくなった。いつだってこの構図だ。気に入っているニットもスウェットもアウターも大体気付けば彼女のクローゼットの中に吸い込まれていく。それは、彼女の選択かもしくは物の選択か。八百万の神を信じるぼくとしては、どちらも真実だろうが、最も確実に真実だと言えることは今日から当分の間koboは彼女のものになることである。