2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2025.12.17

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2025.12.17

やっと落ち着いて、荷物を整理することができている。こんなにお餅を買う必要があっただろうか、とかこんなにお茶がいるのだろうか、とか買って持って帰ってきたのなら、そんな風に考えていても仕方ない。頂き物もたくさんあるし、自分で買っておかないとと急ぎ足で買ったものもある。なんとなく買ってみた納豆巻きはどうも好きになれなかったし、叔父からもらった一保堂の急須は、一保堂のお茶を美味しく飲むために作られたようで、そのお茶の味や香り、それが持つ気品を汚れなく伝える潤滑油のように家に馴染んでいる。ぼくは、そのようなものの在り方がとても好きである。一保堂のお茶のための茶道具、pengium Booksが作っている自社の本のための本棚、Carterが売っていた自分の作ったパンのためのアボカドや卵やオリーブオイル。何か自分の軸になるもの、その世界観を広げるための、きちんとあり方を高みへ引き上げてくれるような、きちんと発酵するようなそんなものの在り方。