Paris PHOTOへ行き、PGI高橋さんにご挨拶をして、足早にJaquemusとDavid Luraschi のトーク。ファッションがどのようにアートになるのか、という議題のトークだった。あまり期待していなかったが、想像以上に身のある真面目な回だった。昨日、Paul Grahamのトークに行き損ねたことを根に持ったかのように早く早く行動してよかった。その中で面白いと思った箇所を箇条書きにする。
- 物語を語る上では、オーディエンスが中に入れるように、オーディエンス自身がその物語の中にいるように感じることが重要。
- 子供がいると違う人になるように、自分自身が変わることのできるものの大切さ。
- 50's映画から多大な影響を受けて、インスピレーションの源になっている。
- ウィリアム・クラインは、マリリンモンローを2時間踊らせてリアリティが出てきた頃に写真を撮影し始めた。
- 自分自身を動かし続けなければならない。
- ギャラリー、本などと同じくファッションは一つのプラットフォームでしかない。
箇条書きにすると、なんだそれ、と思われそうではあるが、ぼくは彼らの話し方や質問への真摯な対応、言葉の選び方などに強い意志を感じた。
Paris PHOTO帰りに「品のいい作品とはなんだろうか」と考えながら、Nigel Peakeがcafe DADAをやっているというので、Yvon Lambertへ。到着すると、前にパリで知り合った晴子さん、それから、詩菜さん、その弟さんと会い、少し話す。初対面の方に日記読んでますと言われると、嬉しさ半面と、自分の怠惰な生活、苦悩を共有してしまっている申し訳なさも感じた。最近書いてはいるが、更新できてなかったな、と思い確認してみたところ、2025.11.6で更新が止まっていた。読み返すとこうあった。
「身体が痒くて目が覚めた。時々、定期的に夜中4時ごろに無性に身体の一部が痒くなり目が覚めることがある。いつも同じ場所である。色々調べると、朝方に副交感神経と交感神経が切り替わるので、これはある一つの自律神経の障害ではないかと思うのだ…」
どうみても病人の日記である。その文章を書いた張本人は、彼らの目の前で呑気にくだらないこと調子よくを質問して夕食前だというのにアップルタルトを一切れ食べている。毎日の気分でいい加減なことを書くのも程々にしないといけない。