2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.8.17

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2024.8.17

朝早くにまいちゃんとはホテルで別れ、坂田さんと聖子ちゃんと蚤の市へ。Pin pinでクロワッサンとコーヒー。その後、サクッと通りすがりのカフェでオレンジジュースを飲んで一服する。アントワープへ移動し、Axel Vervoordtへ行く。
人生において、目標を立ててそれに向かって進んでいても、全てがうまく行くわけではない。それが自分自身の理由であれ、他者に帰依したような理由であれ、時に、多くの場合に人生の目標というのは断たれたり、形を変えて成功したりする。うまく行くこととうまくいかないこともそれらが積み重なっていくことによって人生が構成されていくのだが、自分の人生を積み上げていくこと、歪な見た目をした塊のように束ねていくことが自分にとってはとても大切なのではないかと思う。目標を達成することでしか得ることができないこともあるのだろうが、目標を達成できなかったり、夢が途絶えたり、挫折したり、そんなことが人間の人生、もしくは人間の姿を形成するのにはとても大切だと思えてならない。Axel Vervoordtで作品を見た後、聖子ちゃんのアントワープ時代のソウルフードであるダンダンヌードルを食べながら、そんなことを考えた。