2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.8.12

Translate

2024.8.12

32度まで上がったので来客の続く数週間の前の大量の作業の間をぬって、1時間だけサクッとビーチに行く。水に浮き、ビーチに寝そべり、燦々と降り注ぐ太陽の日差しを浴びる。
22時、まいちゃんとDen Haag HS駅で再開。あまり久しぶりにあった気もしなかったので、涙が出るようなこともなく、あの田園調布の家のテーブルの上で繰り広げられていた話の続きが始まったようだった。
ぼくにとっての初めての海外は14歳のロンドンだった。それは中学校のサッカークラブのロンドン遠征で、系列校の学生含め3-40人くらいの友人たちと無知なままに遊び半分に行ったのを覚えている。出発前にどんな気分だったのかはあまり覚えていないが、あのものすごくマズかったチーズサンドウィッチとか、レストランでフォークを落としてしまい「フォークをください」と英語でいうとコカコーラが出てきたとか、ホテルの部屋のケトルにインスタントコーヒーをそのまま入れてしまいケトルが爆発したこととか、カードキーを内鍵してしまい、レセプションまで何回もカードキーを取りに行ったこととか、スパーズの試合をWhite Hart Laneで観戦したこととか、他にも笑える到着してからの現地での日々は、自分の身体の一部を形成しているのではないかと思うほどである。大人になってから海外に行っていたらできなかったような経験をたくさんしたのが初めての海外旅行だった。