2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2024.5.28

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2024.5.28

11時半、家でミーティング。ベルギーのゲントから紙屋さんが車で3時間もかけてきてくれた。フリーランスでこの紙屋さんのアンバサダーとして働いているらしいが、同時に彼女自身もフリーランスのデザイナーということで説明の視点が具体的で良かった。知識があるとかないとか、そういうものではなくてどんなビジョンを描いているか、どんなものを作りたいと思っているかを汲み取る力があった。日本の紙屋さんもこのくらいの規模のデザイナーがフリーランスでアンバサダーをすればいいなと思った。それほどの需要がないのだろうか、大きい方々が使っているから欲しいというようなファッションマーケティング的なアンバサダーではなく、作りたいものを具体的に叶えるために実質な態度がある。それにしてもヨーロッパの紙は湿っぽくなくパリッとしていていい紙が多い。
ミーティングが終わり、遅めのランチに家でピッツァを作って食べる。食後、Bowieで一服して、夕飯をスキップして作業を続ける。今日は一つ大きなミッションを終えたので、気楽に写真の現像をしなおす。Le cinema clubRosette1996年の映画「LES AMIS DE NINON」を鑑賞。日常生活の出来事に目を向け、その中で人間の感情が揺れ動き意気消沈している中でテクノハウスパーティが行われるお馴染みのロメール調。30分弱だったので寝る前に鑑賞して25時半ごろ就寝。