家が決まらない場合はどうしたらいいのだろうかという、恐怖に怯え、絶望的な気分で目覚める。
9時過ぎ、De PijpにあるBakkerij Materへ。開放感のあるキッチンが目の前に広がり、ロングテーブルが一つと、座っていいのかわからないカウンターが2,3席あった。60代で白いシャツにブルーのデニムをはいたオーナーがフラフラとしている。店内の雰囲気は、メルボルンのLoafer Breadを彷彿とさせ、簡易なロングテーブルの上には、子供の遊び道具や絵本が乱雑に並び、ベンチの上には、デリバリー待ちのパンや粉が置かれている。大体ぼくたちは、いいパン屋を見つけると、Loafer Breadみたいだったという話をしている。通っていたのが2013-2014年だから、10年も前の話なのにいまだにそんなことを話しているのだから、何も知らない最初の頃の衝撃というのはずっと身体の中にある種の道標として残り続けるのである。
コーヒーとクリスマスバンズを注文し、スペルトフラワーのカンパーニュを買う。ロングテーブルに座っていると、シャツにジャケット、マフラーをまいたオーナーの友人らしき60代の男性が来店し、オーナーと握手を交わす。そのまま話しながらキッチンの中へ入っていく。働くスタッフ全員に楽しそうに声をかけている。どこかのレストラン経営者だろうか。その後、オーナーがエスプレッソを淹れ、座っていいのかよくわからないカウンターで二人で乾杯。エスプレッソを待っている間、ロングテーブルに座るぼくたちに話しかけ、どこから来たのかとか、どこに住んでいるか、ここのパンは美味しいだろうという話になった。エスプレッソを飲み終わってオーナーと話をしながらも、入り口のドアマンのようにカウンターに立ちながらお客さんが出ていくのに扉を開けて、挨拶をしていた。どういうわけか「Eat more」と言って、ぼくたちにクロワッサンが2つ入った紙袋を手渡してくれ、そのまま彼はパンを買って帰った。その場で1つ食べる。Bakkerai materでSan Serifのフランチェスカに会う。ここでも働いているそうだ。
その後、近くのAlbert Cuyp Marktに行って、Razor Clamなど諸々の食材を買う。近くのキッチンツールのお店でピーラーを買う。ずっとナイフで芋などをむいていたので、いい加減に買った方がいいという話になっていた。ピーラーを考えた人は、一番最初に何の皮を剥きたいと思ったのだろうか。家帰って、昨日の残りのビーツのスープ。夕方Athenaeum Boekhandel Spui en NieuwscentrumへTime in Air, Time in Paperの売り込みへ行くも担当者がいないということで名刺と連絡先だけ伝え、帰る。夜は、芽キャベツのパスタ。不動産屋からも次の内覧は27日、という風に連絡が入っていたので、おそらく街は26日までクリスマスのお休みムードになるのだろう。みんなどこかしら急いでいるようで、自転車同士がぶつかるのを3度ほど見た。明日は、休み前最後の買い出しの日になりそうである。
9時過ぎ、De PijpにあるBakkerij Materへ。開放感のあるキッチンが目の前に広がり、ロングテーブルが一つと、座っていいのかわからないカウンターが2,3席あった。60代で白いシャツにブルーのデニムをはいたオーナーがフラフラとしている。店内の雰囲気は、メルボルンのLoafer Breadを彷彿とさせ、簡易なロングテーブルの上には、子供の遊び道具や絵本が乱雑に並び、ベンチの上には、デリバリー待ちのパンや粉が置かれている。大体ぼくたちは、いいパン屋を見つけると、Loafer Breadみたいだったという話をしている。通っていたのが2013-2014年だから、10年も前の話なのにいまだにそんなことを話しているのだから、何も知らない最初の頃の衝撃というのはずっと身体の中にある種の道標として残り続けるのである。
コーヒーとクリスマスバンズを注文し、スペルトフラワーのカンパーニュを買う。ロングテーブルに座っていると、シャツにジャケット、マフラーをまいたオーナーの友人らしき60代の男性が来店し、オーナーと握手を交わす。そのまま話しながらキッチンの中へ入っていく。働くスタッフ全員に楽しそうに声をかけている。どこかのレストラン経営者だろうか。その後、オーナーがエスプレッソを淹れ、座っていいのかよくわからないカウンターで二人で乾杯。エスプレッソを待っている間、ロングテーブルに座るぼくたちに話しかけ、どこから来たのかとか、どこに住んでいるか、ここのパンは美味しいだろうという話になった。エスプレッソを飲み終わってオーナーと話をしながらも、入り口のドアマンのようにカウンターに立ちながらお客さんが出ていくのに扉を開けて、挨拶をしていた。どういうわけか「Eat more」と言って、ぼくたちにクロワッサンが2つ入った紙袋を手渡してくれ、そのまま彼はパンを買って帰った。その場で1つ食べる。Bakkerai materでSan Serifのフランチェスカに会う。ここでも働いているそうだ。
その後、近くのAlbert Cuyp Marktに行って、Razor Clamなど諸々の食材を買う。近くのキッチンツールのお店でピーラーを買う。ずっとナイフで芋などをむいていたので、いい加減に買った方がいいという話になっていた。ピーラーを考えた人は、一番最初に何の皮を剥きたいと思ったのだろうか。家帰って、昨日の残りのビーツのスープ。夕方Athenaeum Boekhandel Spui en NieuwscentrumへTime in Air, Time in Paperの売り込みへ行くも担当者がいないということで名刺と連絡先だけ伝え、帰る。夜は、芽キャベツのパスタ。不動産屋からも次の内覧は27日、という風に連絡が入っていたので、おそらく街は26日までクリスマスのお休みムードになるのだろう。みんなどこかしら急いでいるようで、自転車同士がぶつかるのを3度ほど見た。明日は、休み前最後の買い出しの日になりそうである。