2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2023.12.21

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2023.12.21

11時半のバスでデン・ハーグへ。昼は、昨日聖子ちゃんが内覧に行ってくれたエリアにあるパン屋Pompernikkelへ。ちょっとメルボルンのLoafer Breadを彷彿とさせる。カプチーノとサンドウィッチを食べる。実際に行ってみるとかなり気持ちの良いエリアで、これまでにないほどの好印象。家のある通りにも良さそうなレストランがあった。昨日、聖子ちゃんが見てきてくれたここのアパートメントは、これまで見てきた中で一番条件が揃っているアパートメントなので、ここで決まればいいなと思っている。夜中まで入念にチェックをしてラブレターを送ったので、もしこれでダメであればぼくたちは、ついに運に見放されて、昔のように「なんとかなる」という勢いだけでは人生が進まないことを思い知らされるのだろう。ぼくは、割と運のいい人生を送ってきていると自負しているので、今回も運だけでなんとかならないものかと思っているところもあるのだが、運を味方にするためには、それなりの伏線だって必要なのである。とにかく自分達がどんな人で何をしたいのか、収入がどのくらいあって、お金をどのくらい持っているのかを明確にしたレターを送った。16時の内覧が突然キャンセルになり、怒りの電話を入れるが、怒ったところで何かが変わるわけでもない。怒りの感情は何もうまないとPLUTOで話していたのが頭に浮かんだ。14時半の内覧に行くも、写真で見ていたものとかなり違って病気になりそうな家であった。内覧を終えて、家の前からこんな時間なのにものすごく盛り上がっている通りが見えたので、向かってみると、レッドライト地区で、裸の女性たちがショウウィンドウの中でこちらに何かを囁きかけている。盛り上がりは、男性たちがウロウロとしていたからだった。なんとなく、観光気分で見てみたものの、それまでで、バスまでかなり時間があったのでBar BartineでStephen Shore「Modern Instances: The Craft of Photography」を読み進める。フレッシュミントティーが€3。またバスが30分程度の遅れ。
POSTの角田さんとメールで少しやり取り。AMENのロドリゴからもメールが来た。1月に新しいプロジェクトについて、電話することになった。