2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2023.12.1

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2023.12.1

 2023年最後の月が始まる。
昨日、奇妙なことが起きて、今ぼくたちがいるのは、現実なのか、いや虚構の現実なのか、ただの虚構なのかがわからなくなった。そもそもぼくたちは何を理由に生きているのかすらも揺らぎそうになっている。いや、はっきり言ってだいぶ揺らいだ。動揺しているとでもいうべきだろうか。
信念とか、哲学とか、スタイルとか自分が大切にしている、もしくは無意識でも大切にしているものがそこにあったとしても、時に予期していない驚くほど大きな見えないことが起きてしまい、自分の大切にしていることがそれを本当に大切にする必要があるのか、なぜ大切にしているのかとか、そもそもきちんと大切にしていたかとか、そんなことに直面している。