2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2022.5.25

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2022.5.25

朝から、吉岡と杏奈ちゃんの撮影、子供が6ヶ月になったそうだ。つい先日まで、今妊娠してて杏奈ちゃんが実家に帰ってるから飯食おうや、と話していたような気もするのだが。
昼は聖子ちゃんも合流して多摩川ダイナーでフィッシュ&チップスを食べる。
15時から代々木第一体育館でPurple Thingsのデザイナー菊乃さんとPalmesの撮影。菊乃さんと初対面だったけれど、最近あまり会うことのなかったタイプの方で楽しく撮影できた。海外の時にはよく一緒に遊んでいたようなリズムとリラックスした空気を持った方だし、自分のスタイルを持って生きようとしているなと感じられる。
その後、ちょっと暑くて疲れたので、神南のマーガレットハウエルカフェで一服し、恵比寿のタイマッサージへ。ももちゃんというタイ人がすごいと聖子ちゃんに言われ、半信半疑で行ってみる。荒廃した雑居ビルの4階にあり、隣に占いの部屋があり、その扉には占いの言葉がびっしりと書かれていてなんだか心が騒いだ。3階にはかなり怪しめのマッサージ屋があった。チャイムを鳴らして扉を開けるとももちゃんが立っていた。
1時間の予定が無料で30分延長してくれて、さらにセルフケアまでレクチャーしてくれた。「アナタ、ビョウキ」これ、「キモチいい、ツカレ」「イタイ、ビョウキ」とマッサージをしながら教えてくれた。これくらいが気持ちいと疲れているけれど、これくらいでイタイと言っているようだとアナタは病気ですよということだろう。
タイ古式マッサージは、日本ではあくまでリラクゼーションでしかないが、タイ国内だと治療として認められているそうだ。だから、ももちゃんは必死で、「ナオル、ニホン、ダメ」「リラックス、オーケー」「デモ、ホント ナオル」と何回も言っていた。多分、本当に治るんだろうな。
法律って日本の伝統とかそういうものを守ることにもきちんと使われていて、こうやって海外で治療とされていることがあまり日本国内で治療として認可されないようにうまく出来ているんだろうと簡単に思いたいけれど、そういうことではなくて、きっともっと病院とか団体との利権問題と根深く絡んでいるのだろう。そういうものを自分の身体で見極めて生きたい。それは、自身の身体のためにも社会のためにも。