2022.2.7

幸せな日常を感じられる日。Stellaの散歩をして、田園調布で散歩をしていたり八百屋に行くと大体話が弾んでしまう。血の通ったゆったりした時間を生きている人たちが多い。今日も八百屋でナイジェリア人の女性と話をし、英語ができてよかったと思う。聖子ちゃんはStellaと外で待っていたのだが、感じの良いおばさんと談笑。セッターを飼っていた方だそうだ。
夜、スープを食べた後ゲームがしたくなり将棋をする。父さんとおばあちゃんと電話。今日は父さんの誕生日なので少しでも話ができてよかった。聖子ちゃんも話してくれていてなんだかこういうのが家族になるってことなのかなと思わされた。家族の質みたいなのが変わるようでなんだか嬉しい。こういうのが生活においての喜びなのだろう。
後輩、今中からふと展示についてのメッセージが来て、なんだか救われる気持ちになる。
今日みたいになんだか幸せな気持ちに包まれすぎる日々があると逆に不安な気持ちになることがある。それは、落ち着かない日々というものが逆に日常だったからか、ぼくのこれまでの日々がかなり荒れていたからなのか、愛につつまれるような一般的な家族がみんな仲がいい幸せな家庭ではなかったからか。割と愛のある幸せな家庭で育ったとは思っているのだけれど。家族で誕生日に食事をしたりとか、どこかへ旅行へ行ったりとか、友人たちや女の子の家族にあるような姿はあまりなかった。し、別にそんなことはする必要さえも感じてなかった。それは、ぼくや幹生が10代の頃は両親ともに忙しく、ぼくや幹生も大学生になることには暇さえあれば遊ぶというようなことばかりだったからか。ぼくも幹生も実家では働いていた(いる)ので、親との関係は良好とも言えるが、それは常にシリアスなもので、アターブルがなければうちの家族は離れてしまうのではないかと思うときさえもある。そのくらい実家のカフェという存在、家業というものが家族の軸になっているようにさえ思う。忙しくてゆっくり海外へ家族旅行も行けなかったし、両親が元気なうちに聖子ちゃんがうちの家族になってくれたこともあるしみんなで海外旅行とか行ければいいなと思う。きっと楽しそうだ。これはもしかすると夢の一つだ。