2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2022.1.23

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2022.1.23

朝、ペリカンでコーヒーでも飲もうと思ってStellaを連れて散歩に二人で出たのだけれど、聖子ちゃんはぼくの散歩の仕方に納得がいかないようでぶつぶつと言われるので、散歩する気分ではなくなり、一人家に帰る。最近何事にも自分のやり方をぼくに押し付けてくるので、自分のしたいようにする自信を失っている。ぼく自身なんでも人に確認していて本当につまらない人間になってきた。年の頭に決めた目標の一つに「自分の見たものとか聴いたもの、考えていること、感じていることを大切にすること」というのがあるが、それはこういう経緯があって決めた目標であって、本来の自分に姿に戻りたいという決意なのである。なぜこうなってしまったのか自分でもわからないが、去年1年で自分で物事を決めるということができなくなってしまったように思うのである。もちろん他人から見ると「あなたには明確な好き嫌いがあって、やりたいこともあっていいわね」と言われることも多いかもしれないが、ただぼくにはぼくなりの環境及び感情の変化があって、それを危険に感じているのである。
なぜ確認するのか、これは嫌われるのが嫌なのではなく、ただ単純に相手のことを思っての行動をしているつもりなのであるが、それが聖子ちゃんには逆効果で、気を遣われるということに嫌悪感を強く感じている。それはぼくからだけではなく、みんなに対してそう思っているようだ。
今中の家族が来る予定だったのであるが、大喧嘩に発展してしまい、急遽キャンセル。Stellaもすごく不安な気持ちになってしまったようで、震えていた。申し訳ないことをしてしまった。
今中にはどうしても渡さないといけないものがあったので、来てもらうことになったのだが、その頃にはぼくたち二人とも落ち着いていて、一緒にケーキを食べる。大喧嘩してさ、という話をしていると「笑ったらダメですけど、子供がいると、おもちゃの選び方とか細かいことで、そんなこと日常茶飯事ですよ」と笑いながら言われる。実際そうだよな、こんな調子じゃ子育てすらできないかもしれないとおもってしまった。
15時よりLICHTで須摩さんと打ち合わせ。秋頃に気持ちよい雰囲気のことが出来ればという話でひとまずまとまる。
寒いこともありどこもいく気になれず帰る。Stellaの散歩途中の聖子ちゃんと合流し、ペリカンでコーヒーを飲み、近くのインド料理屋さんで珍しくカレーをテイクアウェイし、八百屋に寄って帰宅。
なんか、ストレスからなのか突然眠くなることが多く、今日も気付いたらスタジオの床で寝ていた。力が漲ってこないことがある。気力はある。目覚めてお風呂に行き、暗い中を階段を上がっていくと、Stellaが夜中に驚いてしまい大暴れをする。寝ていた聖子ちゃんも焦って起きて抱き抱えようとするももちろん嫌がり部屋の鉢などをなぎ倒す。ベッドルームが土だらけになってしまった。Stellaは驚いたのでリビングのテーブルの下で身をかがめている。夜中、掃除などをし、Stellaはもうケージには戻ってこなさそうなので、リビングで寝てもらうことにした。なんだかかなり精神的に参る日だった。