2100年の生活学 by JUN IWASAKI : 2022.1.20

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2022.1.20

何だかまた鍼に行ってからくらいから身体が怠いので気にし出している。今年は、身体の不調を訴えないということが目標だったのに20日で早速身体の不調を感じているので少し言葉にして漏らしてしまう。あまり決め事ばかりに囚われるのは良くない、それが負担になっていくからとも思うが、どうしても性格上決め事がある方が進めやすい。
朝、また散歩に行けず。もうこのままStellaは朝はぼくとは散歩に行ってくれないんじゃないかと思ってしまう。せっかく早起きしているのにというのはぼくの自我であって、Stella彼女自身の意図とは違う。朝は散歩に行きたくないのかもしれない。だけれど、動物なので朝からゆっくりと歩いたり、おトイレをするのは大切だよなと思う。でも、寒いよね。その気持ちもわかる。
Afloにプリントをピックアップ。やっぱりターナーでないと納得いく絵ができないので、パネル張りもターナーで行うことにする。白井さんは作家さんなので、作家目線で納得いくものを作るべきだという話をしてくださる。ぼくにはその気持ちが圧倒的に足りない。聖子ちゃんは、その点優れている。ぼくは、今あるなかでスケジュールに間に合うようにみんながやりやすいようにとにかくそれを完成させることを目指そうとするのだが、聖子ちゃんの考え方は100点が出せるように時間もお金も気にしない、極端に言えばそういう考え方なのである。明確なビジョン、それを達成することが大切で時間やお金というものに囚われない。ぼくもそうやっていたいとずっと思っているから彼女に強く惹かれるのだろう。ぼくにもどんどんそんな風な思考が身についてきたように思う。こうやって言語化していると、ぼくが作るものは常に100点ではないような気もするし、そんなものだったら世の中に生み出さない方が良いのではないかと思ってしまう。
夜は、スープとショーマッカーのパンを食べてから、30分ほどStellaの散歩に行く。何だか寒いせいか怠くて、ぐったりしてしまうが、一緒に散歩に出て身体を動かしているとそういうものはどこかへ飛んでいってしまう。恐らく、身体が硬いので、動かないと気の流れも血の流れも悪いのだろう。ぐるっと公園を一回り。途中で止まるとワンっと吠えた。立ち止まったわけではなく、うんちを拾ってあげていただけなのに。それでも何度もワンワンっと吠えてくるので、信頼し合おうと言わんばかりに無言で目を見つめる。
走りたそうにしているが、今日は歩くと決めていたので、同じペースで歩く。まずは同じペースで歩くことに慣れることで自分と仲良い友人だと思ってもらうしかない。周りの色々なものにふらふらとついていかなくなったので、それが一つ成長だなと思った。
また、止まってみるとワンっと吠えたので、また見つめる。帰ってからステイ(Stay)とシット(Sit)の練習。ヨガをして、湯船に浸かり、23時過ぎには就寝。聖子ちゃんとゆっくりと過ごす時間が最近あまり取れていないので、何だか悲しい気持ちにもなるが、何だかこれももう少しで落ち着きそうな気がしている。自分のプロジェクトが進み出せばきっと聖子ちゃんと話す時間もどんどんと増える。今は、話しているが犬の話ばかりしている気がする。
ショーマッカーの店主が、犬を連れている聖子ちゃんを見て、「お取りしますよ」と出てきてくれたそうだ、お支払いも外で済ませられたそう。海外で生活している時はよくこんなシーンに出くわしたが、日本ではこんなことがなかなか起きない。もっとこんな風に素直な気持ちで生きて行けたらと思う。